【音楽】電気グルーヴ30年 〜ハナからSet you Free〜
想像のさらに上をいくタイトル、歌詞、曲、映像。全ての人を納得させるクオリティの凄み。
「SET YOU FREE」
――「君自身を開放せよ」
歌詞の一部を抜粋。
(8/24現時点で歌詞未公開、聴き取りのみのため間違いあったらごめんなさい)
初めからSet you Free
はなからSet you Free
約30年やったresumeなcentury(螺旋中?)
2020年になって理不尽な先住民
思えば最初から2人は、その場その時100%全開放のパフォーマンスを見せつけてきてくれた。
私たちは日々の暮らしの中、自らを開放する心が損なわれそうになった時、彼らの「開放せよ!」といわんばかりのライブやメディアでの活動を見ては、進むべき航路を明るく照らしてもらってきた。
そういう2人を面白がり、時に胸を撃たれ、誘われるままに気付けば2020年。そして瀧はずっとハナから、鼻から、開放されていた…「瀧が悪い」。
約30年、最初から変わらないこと、変わってしまったこと、全てをひっくるめて再び動き出す今。
誰かが用意した羅針盤など頼りにならない大海原に漂う、デッカイ2人の顔。3Dスキャンでどこまでも実物に近いめちゃくちゃ笑える無の表情の視線の先には、2人にしかたどり着けない次の水平線を見つめてる。
きっとこれからも2人は、あのアタマにのっかったユラユラ不安定なおもしろ船に私たちを乗せ、また見たことのない航海に連れてってくれるのだと思う。
この1年、石野卓球氏がメディアやレコード会社、リスナーに対して行ったアクション、そして新しい方向へ舵を切るそのスピード感は、本当に鮮やかだった。
その過程すら、結果として全開放でエンタメになってしまっていた、とんでもない才能を改めて見せつけられた印象。
なるべくしてこうなった、これからが楽しみで仕方ない!!
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