見出し画像

ローマ、トリノ、ジェノヴァ / アート関連情報2024

イタリアで傑作と出会える旅を。
主要都市の中で、ローマトリノジェノヴァの3都市の期間限定イベント情報を抜粋にてご案内いたします。


ローマ、ボルゲーゼ美術館作品をバルベリーニ宮殿にて展示≫


永遠の都市ローマでは、様々な時代の作品を楽しむことができます。
ボルゲーゼ美術館もその一つですが、現在一部修復作業が実施されています。(修復中も訪問可能)
今回、通常はボルゲーゼ美術館に展示されている50もの作品が、国立古典絵画館であるバルベリーニ宮殿にて、期間限定展示されることが発表されました。

動画:国立古典絵画館(バルベリーニ宮殿)内

対象となる作品の一部抜粋:
- アントネッロ・ダ・メッシーナ /「男の肖像(Ritratto d’uomo)」
- サンドロ・ボッティチェッリ /「聖母子、少年聖ヨハネと天使(la Madonna con Bambino, san Giovannino e angeli)」
- ジョヴァンニ・ベッリーニ /「聖母子(Madonna col Bambino)」
- ラッファエッロ・サンツィオ /「一角獣を抱く貴婦人(Ritratto di giovane donna con unicorno)」
その他、ティツィアーノ、ルーベンス作品など

期間:2024年3月29日(金)~2024年6月30日(月)
展示場所:国立古典絵画館(バルベリーニ宮殿)内 ”Ala Sud”
*
休館日は博物館公式サイトをご確認ください
展覧会詳細はここから

トリノ、2つの展覧会≫

イタリア北部ピエモンテ州の州都トリノには世界遺産に登録された王宮があり、美しい王宮の中を訪ねることができます。

そんな トリノでは、2つの展覧会が決定しています。

1 )
王宮博物館、レオナルド・ダ・ヴィンチ展
トリノ王宮図書館は、保有するレオナルド・ダ・ヴィンチのコレクションをより近くで鑑賞できる機会を設けるため、今回の展覧会を決定しました。ダ・ヴィンチ直筆の貴重な作品を含め、関連作品・資料計60以上が展示されます。

展示予定、一部抜粋:「レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像画」他、ダ・ヴィンチ直筆画15作品(うち6作品 Codice Atlantico)など

期間:2024年3月28日(木)~2024年6月30日(月)
*休館日など詳細は公式サイトをご確認ください
公式サイトはここから

2 ) ヴェナリア宮殿
世界遺産にも登録されている、トリノ郊外のヴェナリア宮殿
宮殿自体も見ごたえがあるのはもちろんですが、今回はナポリのカポディモンテ美術館の約60作品の傑作が展示されます。

展示作品の画家名、一部抜粋:カラヴァッジョ、ティツィアーノ、マザッチョ、パルミジャニーノなど

期間:2024年3月29日(金)~2024年9月15日(月)
*休館日など詳細は公式サイトをご確認ください
公式サイトはここから


ジェノヴァ、ロッリ・デイズ春2024≫

リグーリア州はイタリア北西部に位置し、州都のジェノヴァはかつて中世海洋国として繁栄しました。ミラノからジェノヴァまでは電車で約1時間半。
ロッリ・ディズ(Rolli Days)は毎年春と秋の2回開催され、通常は非公開のスポットも公開されることもある貴重な機会となっています。

ロッリ(Rolli)とは、ジェノヴァ共和国が作成した名門宮殿の公式リストを意味します。1576年、共和国内の名門宮殿をリスト化し、その所有者に順番に国賓訪問を主催することを義務付けました。
このロッリシステムは、100を超える貴族の邸宅で構成されていて、そのうち42カ所はユネスコ世界遺産に登録されています。

2024年春の開催期間:2024年5月17日(土)~19日(月)
公式サイトはここから
過去動画