泣かなくなった大人
『泣かなくなった大人』
いつからか大人になる
それは思ったより早いかもしれない。
生まれ持った環境で己の人格は創られていく
小さき日に我慢をし、己の感情を殺し、大人の顔色を伺いながら育つと大人になってからもその癖が強く残り、己の感情がなんなのかを客観的に見えなくなる。
喜怒哀楽という感情に様々な過去の経験や、思い込みが入ると怒ってるのか、悲しいのか、寂しいのかすらわからなくなるだろう。
よく私はニュートラルに、ナチュラルにと言ってきたが、物質的な話をしているのではなく、心の話をしてきた。
今の行動
言動
身の回りに起こっている事
他人からされた事は全て自分で選択している
問題と思っている限り対象者や対象物が発生し新たな己の経験として落とし込む事は難しいだろう。
大人になり最近いつ泣いただろうか
感情というものは皆平等にもっている
国が変わり、人種が変わってもだ。
何かあった時に相手を悪者にして腹を立てるのを繰り返す
結果的にそれはあらゆる争いのもとになっている。
人の事、私の事、極めて曖昧にしてきた。
自分が今どう思っているのか
何を感じ
何を見て
何に影響を受けているのか
人間は感情の生き物と誰かが昔に言った
私たちは自分自身の感情すらもコントロール出来ずに苦しみや不安や、悩みといった幻想の中で暮らしている。
耳を澄まし、素直に泣き叫ぶ赤ん坊のような純粋さを取り戻そう。
それでも生きていける。
あなたがどうあるかであって周りがどうあるかなんて関係のない事だ。
あなたらしさを取り戻せますように。
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