C125で奥多摩周遊道路と御岳山に行ってみた〜かぶおといっしょ〜
梅雨の走りが見られた5月下旬、アクションカムの設置場所を変更したことに伴い、テスト走行がてらツーリングに行ってきた。
場所は関東ライダーならきっと知っている、奥多摩周遊道路。
今回はもう少し先にも足を伸ばし、青梅市にある武蔵御嶽神社にも行ってみることにした。
ヘルメットマウントをやめてミラーマウントにしてみた
モトブログを始めてから、ヘルメットマウントで撮影をしていたのだが、今回からミラーマウントに変更してみることにした。
理由としては以下の通り。
①ヘルメットが重くなる
サイドにしても、顎マウントにしても、カメラを設置するとわずかではあるがヘルメットの重量が増す。
わずかな重さであっても、走行しているとだんだん首が疲れてくる。
ツーリングは体力勝負といっても過言ではないと私は思っているが、ロングツーリングになるほど首の疲れは結構効いてくる。
②なんだか恥ずかしい
ヘルメットにカメラがついていると、それなりに目立つ。
これがなかなか恥ずかしく、慣れかもしれないが私には無理かもしれない。
でも走行しているところは撮影したいという矛盾w
③取り外しが面倒
ヘルメットにつけていると、取り外しが結構面倒臭い。
④揺れる、動く映像が苦手
ヘルメットにつけていると、頭を動かした時に映像も揺れたり動く。
これが臨場感があって良いとも思うのだが、揺れる、動く映像がちょっとしんどくなってきた。
編集する際には何度も確認したりするので、繰り返し見ていると酔う。
以上の理由から、ミラーマウントでカメラを固定し撮影する方法に至った。
実際にミラーマウントでカメラを固定してみたのがこちら↓
走行中にカメラがこちらへひっくり返ってしまうのを防ぐため、百均のコード止めで固定。
本当は外部マイクも接続する予定だったのが、うっかり忘れてしまったため、今回は音声なしの動画となった。
ルート
五日市から檜原村へ入り、奥多摩周遊道路へ。
周遊道路から奥多摩湖で一休みし、その後は青梅市にある御岳山へ向かった。
奥多摩周遊道路で写真を多めに撮ろうと思ったのだが、蜂がいっぱいいて恐怖を感じた為、すぐに撤退した。
御岳山へ
奥多摩から青梅市へ。
御岳山の滝本駅横にある駐車場では、バイクも停められる。
発券機の呼び出しボタンを押せば、係員さんが場所を教えてくれる。
料金は1日で500円。
檜原村から周遊道路を走っている間は寒くてしょうがなかったが、山を下ってくるにつれて気温も上昇。
汗ばむ陽気になってきたので、ケーブルカーの発車待ちしている間にチョコミントアイスを食べた。おいしかった。
結構な勾配を登っていく様子は見ていてワクワクする。
ぜひ乗ってみてもらいたい。
御岳山駅から武蔵御嶽神社を目指す
ケーブルカーから降りたら、武蔵御嶽神社を目指す。
ここからハイキングとなるので、スニーカーなどの歩きやすい靴をおすすめする。
最初は歩きやすかったのだが、宿坊が並ぶエリアから道は険しくなる。
勾配がある坂がとにかく続く。
途中から歩くのに必死となり、写真を撮る余裕がなくなった。
日頃の運動不足がたたっている…
途中にある「御岳の神代ケヤキ」。
これは国指定の天然記念物となっている。
宿坊エリアを抜けると、いよいよ参道に突入。
しかしここから階段がとにかく続く。
前を行くおばさんの「階段…」という嘆きが聞こえた。
参道の階段でおもしろいものを発見した。
さりげなく鬼がいる。
階段に紛れている鬼は全部で3体確認できた。
気になって調べてみたのだが、職人さんの遊び心から作られたのでは?としか見つけられなかった。
なかなかユニークだと思う。
武蔵御嶽神社に到着
長い階段を登り切ると、武蔵御嶽神社に着いた。
宝物殿には、大河ドラマでお馴染みの畠山氏の銅像が。
演じられている山本耕史が好きだったりする。
武蔵御嶽神社の歴史は古く、紀元前91年だそうだ。
紀元前…、全く想像できないw
ここで簡単に武蔵御嶽神社についてまとめてみる。
武蔵御嶽神社で有名なのは、主祭神が占い(太占)の神様であることと、狼信仰が根強い場所であること。
狼信仰といえば、埼玉県の秩父にある三峯神社も有名だ。
武蔵御嶽神社、三峯神社はどちらも日本武尊が遠征中に道に迷っていた所、白と黒の狼が現れ助けてくれたという説話から狼信仰が始まったらしい。
江戸時代には盗難、火災除けのご利益があるとされ、狼信仰が人気だったとか。
自然を畏怖する気持ちから、山岳信仰や狼信仰は始まったのだろうなと感じる場所だ。
境内を散策し、楽しんだら帰路につく。
撮影してみて感じたこと
今回ミラーマウントに変更し、撮影をしてみて感じたことは、
とにかく楽だった
この一言に尽きる。
マイクを忘れた為、撮影中は一言も喋らずにひたすら運転に集中できたというのも大きいと思う。
喋るのやめようかな…
ミラーマウントにしたことでカメラの操作もしやすく、取り外しもヘルメットマウントの時よりも楽に感じた。
ただデメリットもあって、カメラが固定されている為に、途中でアングルが変えられない点だ。
アングルに関しては、360度カメラの導入もいずれは視野に入れてみて良いかもしれない。
ヘルメットが軽くなったことで、首の疲れも無くなったし、しばらくはミラーマウントで続けてみようと思う。