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目的を明文化し難易度が数値化できれば未来は明るい

30代の半ばに差し掛かり、実力と実績がなければ次の仕事につながらないことを実感する日々であります。もう若さと勢いで「なんでもやります!」では通用しない。


それを乗り越えるためにも自己啓発やら資格の勉強やらをしている方も多い。そして、自己啓発や勉強をするからには目的や目標があるのではないでしょうか。


案外忘れてしまっている大切なことが
「目的を明文化すること」
「難易度を数値化すること」
なのです。

目的は文字に起こさないと見失いやすい


何かに取り掛かるとき、目的を文字に起こしていますか?手帳でも付箋でもなんでもいいので文字にするべきと私は思うのです。


例えば、資格の勉強をしてたのならば取り急ぎの目標は「合格すること」になると思います。


勉強を進めていくと数週間、数ヶ月が経ちます。結構ツライはずです。


ツラさのあまり、中間目標であった「合格すること」が目的にすり替わってしまいます。


この恐ろしさがわかりますでしょうか。合格した先を忘れてしまうのです。合格した達成感だけで満足してしまうのは恐ろしいことです。

どれほど難しいミッションなのか


ある目的に対して複数段階の目標を用意することをスモールステップと言います。私が塾講師のときに学んだ手法です。


1つ目標を達成したと実感することはモチベーション維持にとても効果があります。


さらに、目標を達成するにあたりその困難度を数値化することが重要と私は思います。数値化できる目標は頑張りやすい。


数値化できていないものを10段階評価で5とか7とか自分の感覚で決めておく。そして目的、目標、困難度を並べて手帳にでも書いておく。

重要なことは面倒くさいしツライ


困難度9のことを達成しようと思えばツライことがたくさん待ち受けているでしょう。面倒くさいこともやらなくてはいけないかもしれません。


必ず一度はやめたくなる瞬間がある。そんなときに見返すのが明文化した目的、目標、困難度です。


365日24時間を1つの目的のために費やしているアスリートでもない限り、人は目的・目標を忘れてしまいます。そして自分にとってどれくらい重要でどれくらい困難なことに挑んでいるかを再確認する。


困難度を見て、これほどツライのは当然であることを再認識すればまた頑張れる。

まとめ


人は常に1つのことを覚えていることができない。思考を凝らしているときは特に迷走しやすい。目的は明文化して見えるところにおくべき。


人は辛いことから逃げ出しやすい。目の前にあるミッションの難易度を決めておく。それはどれくらい苦しい思いをしなければならないのかの指標だ。重要なことは面倒くさい。でも耐えなくてはならない。


どれくらい耐えなくちゃいけないかを明らかにして乗り越えたい。

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