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大手代理店部長がたった2名のベンチャーに転職を決めた理由

初めまして。株式会社援軍の中村と申します。

援軍は「デジタルマーケティングの「困った」を失くす。」をミッションとしてに掲げ、お客様のwebマーケティングを支援する会社です。
お客様のビジネス成長を支える黒子、デジタルマーケティング業界の「何でも屋」になれるよう邁進しております。

私がなぜ大手広告代理店から、当時たった2名のベンチャーに転職したのかお話しさせていただきます。

前職は大手Web広告代理店部長

援軍_中村2

私のキャリアは一貫してWeb広告の代理店で、当時まだデジタルマーケティングで10年の経験者がいないと言われていた時代にタイミングよく滑り込みました。
さまざまな業種のクライアントを担当させていただき、順調にキャリアを重ね、最終的には30名強の部の部長を任せてもらっていました。

東証一部上場企業の部長職となれば傍から見れば安定したポジションだと思いますが、もともと現場仕事が好きだった私は、徐々にこのままで良いのかという不安を抱えていました。

基本的には「マネジメントといえど、現場を理解していないと指示はできない」と考えていたこともあり、ずっと現場の一線にはいたのですが、徐々にそうもいかなくなってきていました。
何かと会議も多くなり、現場以外の仕事も増えていきました。
そして、本質的ではないことが多くなってきたなと感じていました。
本質的ではないこととは、ある特定の商材を売ることを部下に指示することだったり、あるあるですが、誰が見るのか分からない社内資料の作成、などです(笑)
「お客様のためになること」以外のことが多くなってきたということです。

代表小高との出会い

援軍_小高

代表の小高とは前職の時に出会いました。
あるクラアイントを担当している時に、私は代理店の担当者として、小高はGoogleの営業担当としてです。
週次でクライアントと打ち合わせをする際にGoogleの担当として小高も同席していました。そして、しばらくして小高の後任として会ったのが現在援軍役員のポールです。
当時の印象は、小高、ポール、そして小高とポールの上長、3人とも揃いもそろって背が非常に高く、「グローバルの会社の人は会社の規模も背もデカいな」と思ったことを覚えています。
当たり前ですが、当時一緒に働くことになるとは思ってもいませんでした。
今から7年前のことです。

援軍3人

私(171cm)、小高、ポール。やはりデカいです。

渋谷の一等地から御徒町の雑居ビルへ

2019年4月、Facebookメッセンジャーで小高から連絡が来ました。
私はFacebookのプロフィールには写真もつけておらず、更新も全くしてなったのですが、当たりを付けて連絡してくれたようです。

そして、新宿の喫茶店で久しぶりに会い、お互いの近況を報告しました。
小高からGoogleを退職し、援軍という会社を立ち上げたことを聞きました。
まだ小高ともう1名の2名しかいないこと、中小企業を支援していきたいこと、そして、3人目のメンバーになってほしいと誘っていただきました。
当時の自分のことを覚えていてくれて、援軍に合うと思ってくれたようです。

話を聞いていて純粋に楽しそうだなと思いました。
そして、純粋にお客様のためになることに集中できそうだと感じました。
小高とは2回会って話したのですが、最初にあったのが4月の後半でゴールデンウイーク明けには退職を決めていました。
今やまあまあオシャレな秋葉原のビルの一室に援軍はありますが、最初の御徒町の雑居ビルの感じもワクワクしました(笑)
渋谷の一等地から御徒町の雑居ビルへ。
何も不安はありませんでした(トイレが綺麗であることだけ願ってました)。

援軍での働き方

援軍での働き方

援軍で働き始めて、当初の想定通り、お客様のためになる本質的なことに集中できています。無駄な会議や資料作成もありません。

「とにかくお客様のためになることを考えて実行する」「協力会社の方の信頼を得られるよう考えて行動する」

これが全てです。

そして、それがしっかりできていれば、援軍は「自由」です。
出社時間や服装も自由ですし、出社義務もありません。

そして結果を出せばその分はしっかり給与に反映されます。

大手代理店と援軍の違い

援軍_二人

大手代理店と大きく異なる点として、やはり大手には色々揃っているということがあります。

さまざまな取り扱いツールや媒体、情報、リソース、教育体制。
援軍にはまだまだ不足しているものがたくさんあります。
ですが、その時々で必要と思われるものを整備していく、ないならないなりになんとかする(大体なんとかなる)、そんなところも楽しんでいます。

また、大手代理店では分業制をとっていることが多いはずです。

広告の運用、広告の入稿・レポート作成、アクセス解析やツール関連、クリエイティブ作成。Webマーケティングにおけるさまざまな工程を分業しています。これらを複数名で担当するから組織力でクラアイントを支えることが出来るというメリットもありますが、一方で働くメンバーはある領域に特化してしまうことで横断的に対応するスキルが身につきにくいという側面もあります。

援軍ではここを一人で一気通貫で対応します。(案件規模に応じて複数名で対応することもあります)
当然、分からないことがあれば調べる、勉強する必要はあります。それは大変ではありますが、確実にスキルが上がります。

そして、本当に困ったときは周りに経験豊富なメンバーが揃っていますので、手を差し伸べてくれる環境ではあります。

援軍_仕事風景

残念ながら社内の研修制度は整っていませんので、全くの未経験だと大変だと思いますが、ある程度経験があって、自ら勉強できる、情報を取りにいける方にはより成長できる環境だと思います。

こんな人に来てほしい

援軍_4人

しっかりお客様のためになることをコツコツと継続的に頑張ることができる人、ですね。
小高と新宿で会った時、「大きな打ち上げ花火を上げる人ではなく、コツコツ頑張れる人にきてほしい」と言っていたのを覚えています。
そして私も同様に思います。
援軍ではお客様と長期的にお付き合いしたいと思っています。
短期的に結果を出して終わりではなく、日々コツコツと成果を積み上げていく長期戦です。瞬間的に派手な打ち上げ花火を上げることは期待していません。

そしてメンバー間には上も下もありませんので、マネジメントだけではなく、自分もしっかり現場で手足を動かせる人に来てほしいです。

当初3名だった会社も、役員ポールが代表を務めるGLASSともグループ会社として連携し、いまや7名に増えました。

援軍_全員

まだ援軍には足りないもの、整備されていないものがたくさんあります。
私達とそんな環境を楽しみながら、一緒に文化や、色々な整備、新しい事業なども造っていける人が来てくれるとうれしいですね。


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