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20年振りにゲームがやりたくなった話

僕は、テレビゲーム/スマホゲームと
言われる類のものは一切やりません。

もちろん、子どもの頃は好きでしたよ。

一番ゲームをしたのは、おそらく
大学生の時だったと思います。

実はファミコンがなかった少年時代

ファミコン、こと、ファミリーコンピュータが
流行り出したのは、僕が小学校3年生の時でした。

当時、どこでも売り切れ。

全然手に入りませんでした。


そんな時、親父がこう言ったのです。

「こっちにしたらどうだ?」


兄と相談し、僕らは、ファミコンではない
別のゲーム機を買いました。

セガ?と思った方、違います^^

エポック社が出していた、
「スーパーカセットビジョン」
という超マイナー機です。

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だから、ソフトに「ドラクエ」とかはありません。

ファミコンを持っている友達の家に
遊びにいって、ドラクエをやっているのを
見ていました。

僕が初めてドラクエやFFをやることができたのは、
大学生の時にスーパーファミコンを買ってから
だったと記憶しています。

大学時代は、基本的には、
英語と弓道に明け暮れた生活だったのですが、
ちょっとだけゲームもやっていました。

弓道部の部室で、テトリス対戦とかを
やっていたのが懐かしいです・・・

大学卒業ともにゲームも卒業

そして、大学を卒業するタイミングで、
1つ心に決めたことがありました。

それは、「ゲームも卒業する」ということ――。


もちろんゲームをやっていて楽しかったし、
好きなゲームもたくさんありました。

でも1つ、信念みたいなものがあって、
ずっとゲームをやっていたらダメだな…
と思う自分がいたのです。

どういうことかと言うと、

「ゲームの世界は、誰かが作った狭い世界に過ぎない」

ということです。

もちろん中には、マルチストーリーとか、
自分で世界を作れるとか、そういったコンセプトの
ゲームも存在します。

でも、その「自分で作れる世界」でさえ、
「誰かが作った狭い世界」に過ぎない
と感じていました。

これはまるで、孫悟空。

お釈迦さんの手の中にいる、孫悟空のような
ものに思えてきたのです。

この狭い世界から出よう。

そして、楽しみを人に与えてもらうのではなく、
自分の楽しみを自分で作ろう――。

そう心に決めたのです。

GETの世界からGIVEの世界へ

そして、今の自分がいます。

もちろん、いきなりうまくいったワケでは
ありません。

英語を教える喜びにたどり着けたのは、
それから6年後の話です。

(それももう15年前のことですが…)

でも、与えてもらうGETの世界を手放し、
自分から与えるGIVEの世界でずっと生きて
きたことが、間違いなく、自分の大きな財産に
なっています。

これまでに10冊の本を執筆できたこと。

英語で悩む生徒さんたちに、僕の知識や
経験、ノウハウなどを提供できることは
本当に嬉しいことです。

20年振りにゲームをやってみた話

スマホを使っていると、ゲームの広告は
よく目にします。

「無料ガチャ」が何回引けるとか、
「○○がもらえる」とか、
いろいろと出てきますよね。

パズルゲームの広告だと、わざと下手な
プレイを連続して見せるのは、

「俺だったらもっとうまくできるからやらせろ!」

と思わせるテクニックなのでしょうか。

でも、そういった広告をいくら見ても、
僕の心は全く動きません。

・・・でした。

とあるゲームの広告を見るまでは。

そのゲームとは、

Save them all

というものです。

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(※別にこのゲームをオススメする意図もない
ですし、宣伝費なども一切もらっていません。
単なる個人の体験談です)

正直言いますと、初めて広告を見た時に、
ちょっと面白そうだと思いました。

なんでそういう風に思ったか、
自分の心を掘ってみると、

「これだったら、発想力が鍛えられるかも…?」

と思っていたんです。

そこで、年末年始で実家に行った時に
暇な時間がどうしてもできてしまうので、
その暇つぶしのために、やってみることに
しました。

結果は・・・

ちょっとだけ、おもしろかったです。

ちょっとだけですけどね。

僕の興味は2点だけでした。

1つは、発想力が鍛えられそうか。

そしてもう1つは、そんな問題が
何題くらい用意されているのか。

発想力に関しては・・・

よく分かりませんが、普段あまり使わない
発想が必要だったところもありました。

ただ、似たような問題が繰り返し出てくると
歯ごたえがありません。

ですので、途中からは、

「毎ステージを初見でクリアする」

ことを目指していました。

(※失敗すると何回でもリトライできます)

個人的に、初見でクリアできた割合は
結構高かった(体感では7割くらい?)
と思います。

ただ、バグが出るステージとかもあって、
そこはなかなか苦労しました。。。

そしてもう1つの興味であった、
「何題くらいあるのか」ですが、

二百数十題を解いたところで、同じ問題が
出てきたりするようになってしまいました。

おそらく、過去になかなか解けなかったものが
選ばれて出てくるのだと思いますが、
そういう問題の割合が増えてきました。

ですので、「もう卒業!」ということで
このゲームはそこで終わりにしました。

自分にとって大事なことを再確認できた

で、結論としては、

「僕はやっぱり、自分で生み出す世界が好きだ」

ということを再確認しました。

これはもう好みの問題ですので、
ゲームが好きな人はやればいいんです。

でも僕は、自分で自分の好きなものを
自由に生み出せることに喜びを感じます。

それを他人に提供することで喜んでもらえる
ことが本当に嬉しいんですよね。

そういう生き方ができていることが
本当にありがたいですし、これからも
いろんなものを生み出していこうと
心を新たにした、2021年の始まりでした。

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