【おうち英語】たかがゲーム、されどゲーム
その昔、私はゲームにあまり良い印象を抱いてはいませんでした。子どもが生まれたときも、ゲームはなるべく遠ざけて育てていきたいと思っていたくらいです。私がここで言うゲームとはボードゲームなどのことではなく、十年ほど前に人気があったニンテンドーDSなどのゲームのことです。近所の小学生が公園などの一角に友達を誘って集まっているけれど、一緒に遊ぶわけではなく個別にDSに夢中になっている様などを見て「なんだかなぁ・・・」と思っていたため、わが子には与えないでおきたいと思っていました。
そのポリシーを結構長く守ってきました。娘や息子もゲーム機を欲しがったものの、「ダメなものはダメ」と買い与えず、形が似ているからと電子辞書を買い与えて誤魔化していました。(本当に誤魔化せていたとは到底思えないが・・・)
そうこうしているうちに時代は変わり、携帯がスマホになり始め、オンラインレッスンに便利だからとわが家でもiPadを導入することになりました。そういうディバイスがやってくると、徐々になし崩しになっていきます。知育ゲーム的なゲームから解禁され、年齢が上がると「○○頑張るから~」と猫なで声で、親が思わず「うん」と言ってしまうような魅力的な交換条件を提示し、アプリを入れることを交渉してくる知恵を見せるようになってきました。そして立派なゲーマーに成長してしまった息子・・・。
結局、時代・テクノロジーの進化には抗えませんでしたね。息子がゲームに興じる姿を苦々しくも許容することになっていきました。
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