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意味を考えずにとにかく踊ってみる

やりたいことがわからないという質問をよく見かけます。やりたいことがわからないのは、真面目な人が多いように思います。
やりたいことがわかったことが人生ハッピーな気がするので、やりことを見つけるための感度を上げる方法について書きます。


「これってこういうものでしょ」という思い込みをなくす

サラリーマン人生が長くなってくると、いけないという意識をしていても、「これってこういうものでしょ」という固定観念がじわじわと出来上がってきてしまうものです。

・通勤電車の混雑は我慢しなくちゃいけない
・お昼休憩は1時間しかないから食べられるもの、過ごし方は限界があるもの
・週の始めに飲み会があると週末まで体力が持たないから友達に会うのは週末にした方が良い
・いつかは夢のマイホームを買うもの
・マイホームを買ったら車を買うもの

それらは、ルールでもなんでもなく、ただの思い込みです。破ったからといって、罰せられるわけではありませんし、達成することができなからといって落ち込む必要なんてないのです。
上に書いたようなこと以外でも、自分の思考をしばりつけるような思い込みは誰しもが持っているのではないでしょうか。

やりたいことがないから有給休暇が消化しきれない

固定観念が強くなればなるほど、型にはめられたような考え方から抜け出せず、自分が何をやりたいのかもわからなくなるのです。

サラリーマンであれば、しなければいけない仕事をこなし、勤続年数が増えていけば役職が上がり、収入も増えますが、広い視点でみれば、会社の仕事を会社の枠の中でやっているに過ぎません。

会社でのやらされ仕事が多いから、有給休暇の消化も対して進まないのです。仕事以外にやりたいことがあれば、仕事を休んで取り組むはずなのです。
会社での言われた仕事をこなしていくうちに、自分の仕事を上司やお客さんに評価されるばかりになり、自分だけで決定できることが無くなってしまうように感じてしまうのです。

小さな子ども達を見てみてください。自分の興味にしたがって動き回り、食べ物かどうかも確認せずに口の中に入れてしまったり、見知らぬ子ども達と一緒に楽しそうに遊んでいます。
大人になり、社会性が身についている年代で、子どものように振舞うと間違いなく変な目で見られますが、自分の好奇心に素直に従うことは子どもを見習うべきのように思います。

面白そうなだな、と思ったら、仕事をやりくりしてでもやってみればよいのです。仕事を休んでまで遊んでみたいことがないから有給休暇が消化しきれずに期限切れになってしまうのです。

アウェーこそが自分のレベルを上げる場所

面白そうだな~と思いついたことが実際に面白いかどうかはやってみないと分かりません。世の中にあることは、経験してきたことよりもまだ経験していないことの方がはるかに多いのです。

最近、下記の本を読みました。

そこで書かれていたのですが、人間自分の得意なこと、慣れ親しんだホームに居続けると脳は成長しないそうなのです。
ホームに比べてアウェイにいる時は普段と環境が違うので緊張してしまうのですが、脳がフル回転して、それまでの能力がレベルアップするとのことです。

やったことがないことは、それだけで自分にとってはアウェーなので順調にことが進む可能性は低いです。
やりたいことを閃いた瞬間、蓋をせずにアウェイへ飛び込んでみましょう。

意味を考えずにとにかく踊る

私が趣味を見つけた瞬間の話を書きます。

私は、運動したくてスポーツジムへ行ったときにスタジオプログラムで、たまたまダンスがあったので受講してみることにしました。それまでダンスの経験はないのですが、運動習慣はそこそこあったので全くできないことはないだろうと高をくくっていました。

しかし、スタジオプログラムの時間が永久に続くんじゃないかと思うくらい身動きができず、踊ることができず、とても悔しい思いをしました。
その思いから、スタジオプログラムでダンスがあるところ重点的に通い、数か月経ってから悔しい思いをしたスタジオプラグラムへ再度参加した時には別人のように踊ることができました。

まさしく、アウェーだったダンスという枠で頑張った結果、ホームになったとは言わないまでもホームの枠が広がった瞬間でした。
ダンスが踊れるようになったからなんだという話ですが、踊れるようになってから自己肯定感が爆上がりしました。
踊ると決めた時の意味なんてどうだってよいのです。意味を考えず、とにかく踊ったことが良かったのです。これからもアウェーに飛び込んでホームと思えるエリアを広げていきます。

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