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#32 12月16日はこんな日

駅の新鮮な野菜や果物が売っているところで、あまりにも大きすぎるシルクスイートが、3つで198円で売っていました。即購入しました。


あと、今日は写ルンですを買いにカメラ屋さんに帰り道に寄った。

カメラ屋さんには何度も行ったことがあるけど、いつも何も買わず、ただただ並んでいるものを眺めていた。

そのカメラ屋さんはなんだか不思議で、レトロで洒落ていて、昔のカメラから新しいカメラまでなんでも売っている。細かい部品もまるで美術館のように置いてある。絵画のポストカードや、たくさんのマスキングテープも綺麗に並べられている。

現像したフィルムをキーホルダーにしてくれるシステムもやっている。そんなシステム見たことない。お洒落だなあ。

初めて買い物をしたものだから、レジが奥にあることを知らなかった。レジのさらに奥には、職人のおじいさん達が3人くらいいた。

きっと自分の好きなことを好きな空間でやり続けているであろう、真剣で楽しそうなカメラ屋さんのおじいさんたちの姿が眩しくて、尊かった。

お会計をしてくれたおじいさんは

「ちょっと大きい袋に入れちゃったな」

と笑って大きめの紙袋に入った写ルンですを渡してくれて、なんだかそれがすごく嬉しくて微笑ましかった。その"愛嬌"は、たしかな毎日の積み重ねやおじいさんの心の豊かさが滲み出ているものだと、その一瞬でそう思った。

よがった。

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