マイナポイント第2弾に申し込もうとして大いに苦戦した記録〜d払い編
2022年1月1日から始まったマイナポイント第2弾に申し込んでみました。一文でまとめると、縁側のヒラメはまず説明を読め、という話です。
とりあえずマイナポイントアプリを入れたらどうにかなるだろう、と甚だ軽い気持ちで始めたところ、色々つまずきました。これさえ知っていればもっとスムーズに済んだのに、という事柄は以下の通りです。※d払いでマイナポイントをもらうケースです。
・おサイフケータイの使えるスマホか、公的個人認証サービスに対応したICカードリーダとPCを用意。なければマイナポイント手続スポットへ
・マイナポイントアプリは、d払いアプリの入ったスマホと別の端末でも申し込み手続きができる
・マイナポイントアプリをインストールし、NFCリーダライタとBluetoothをオン
・マイナンバーカードの読み取り方(スマホへの当て方)はマイナポイント公式を見る
・マイナポイントアプリの手続きは、予約と申込みの2段階あり
・マイナポイントアプリで手続きすれば、d払いアプリでの操作は不要
・d払いを使ってポイントがもらえるようになるのは、マイナポイントアプリから申込んだ場合は、翌日8時以降の買い物から
どれもこれも公式サイトに説明が書いてあり、読めば解決しました。が、読んでいなかったために大いに時間を無駄にしました。昨日さんざん困ったヒラメの失敗が、明日の誰かに役立てばと願いつつ、申込の流れと困った話をつらつら記していくことにします。
昨年末、縁側のヒラメはようやくマイナンバーカードを手に入れました。マイナポイントを貰うのが最大にして唯一の目的です。
20,000円使って5,000ポイントつくのは破格です。驚きの25%相当です。
ちなみに、2021年12月末までのマイナポイント第1弾に申し込んでいても、まだ20,000円のチャージやお買い物を行っていない(最大5,000円分までポイント付与を受けていない)場合も、これから利用すれば上限までポイントが貰えます。
なお、買い物によるポイントの他に、②健康保険証の利用申込みで7,500円相当、③公金受取口座の登録で7,500円相当のポイント付与が予定されていますが、まだ開始日など詳細が公表されていません。
さて、マイナポイントの申込みのやり方は色々あるようですが、まずはポイントを貰いたい「d払い」のアプリ経由で申し込むのが簡単そうです。が、説明を読むと、決済アプリと合わせて必要なマイナポイントアプリは、おサイフケータイの機能がないと使えないとのこと。縁側のヒラメがメインに使っているスマホoppo A73にはおサイフケータイ機能がありません。アプリのインストールはできても、ログインができません。一応やってはみましたがだめでした。
メイン使いのスマホでは、d払いアプリ経由でマイナポイントを申し込むことができません。さてどうしたものか。
スマホ以外にも申込方法はあります。PCからもできます。ただし、マイナンバーカードに対応したICカードリーダライタが必要です。残念ながら、縁側家にはありません。一般家庭に公的個人認証のできるICカードリーダってあるものなのでしょうか。
もうひとつ、「マイナポイント手続スポット」なる場所から申し込むという方法もあります。マイナ(中略)スポットとなっている自治体や郵便局、ATMなどに、支援端末(PC、スマホなど)が置いてあり、マイナンバーカードと、使いたい決済サービスのIDやパスワードを準備していけば、申し込みができます。
ただ、縁側のヒラメは、なんとなく不特定多数の使う端末で手続きするのに抵抗がありました。それに寒い中わざわざ出かけたくありません。どちらかというと後者が本音です。
と、ここでやっと気付きました。マイナポイントアプリとd払いアプリが、別のスマホに入っていてもいいということに。というかd払いアプリを経由せず、マイナポイントアプリから直接申し込めることに。
きちんと調べて始めた人には今更でしょうが、縁側のヒラメは使いたい決済アプリ経由で申し込むのが唯一の方法かと盛大に勘違いしていました。
メイン利用中のoppo A73とは別の端末でも申込みができるなら、大変都合がいいいことに、その前に利用していたoppo a5 2020にはNFC機能がついています。
(余談ですが、NFCなしeSIMありのoppo A73と、NFCありeSIMなしのoppo a5 2020。先にマイナポイントのことを知っていたら、買うときにちょっと悩んだかもしれません。)
それでは改めて申込み手続きです。
・マイナンバーカードを用意し、発行時に登録した暗証番号4桁を思い出す
・NFC機能のあるスマホにマイナポイントアプリをインストール
・NFCリーダライタをオン
・Bluetoothをオン
Androidでのやり方はこちらがわかりやすいです。
最初に暗証番号を入れて、カードをスマホに読み込ませます。これがまた苦戦ポイントでした。なかなかカードが認識されないのです。カードの中心部分をスマホの読み取り部分にあててしばらく待つのですが、カードのICチップやその他適当な場所をあてても永遠に何も起こりません。
また、スマホの機種によって、カードを縦にするのがおすすめ/横がおすすめというのがあるそうで、機種毎にどうカードを押し当てたらいいのか、案内がありました。先人達の苦戦がしのばれます。
説明を見ても、やはり何度か失敗しました。書いてある通りにやってるつもりなんだけどなあ……と首をかしげること数回。カードを当てて5秒ほど待ったところで、読み取り成功、ログインできました。改札でのSuicaのように、軽く触れて一瞬で読み取れるものではないようです。おサイフケータイはこんな感じなのでしょうか。買い物に使ったことがないのでよくわかりません。
ログインさえできてしまえば、あとはボタンをぽちぽち押せば、マイナポイント予約完了です。合わせてマイキーIDが発行されます。ところでこのマイキーIDを控えずに先に進んでしまったのですが、これ以降(今回の手続きでは)手入力する指示はありませんでした。
ここまでがマイナポイントの「予約」、続けて、マイナポイントの「申込」です。「予約」と「申込」は別らしいです。具体的にどの決済方法を利用するか選びます。
「d払い」を検索すると、
・d払い(お買い物時)
・d払い(チャージ)
の2種類出てきます。買い物の都度ポイントを貰うか、チャージしたときに貰うか、のようですが、詳しい説明はありません。
利用したい方を選び、dアカウントのIDとパスワードを入力すれば、申込み完了です。これでマイナポイントアプリでの手続きが終わりました。
終わりました。たぶん。
d払いアプリでどうなったか見てみると……登録できたのかよくわかりません。アプリ内にマイナポイントのメニューがありますが、マイナポイントへの申し込み方法案内が表示されます。
小一時間待っても様子が変わらないので、d払いのサイトを再度よく見てみると、次のような案内がありました。だから説明は先に読めと(以下略)。
どうやら明日8時までは使えないようです。このまましばらく寝かせておくことにします。
半信半疑で、でもぐっすり寝た翌朝、d払いアプリを開いてみると、見事使えるようになっていました。万歳。
ここまで困ったことの解決策はたいてい公式に書いてありました。今年は、説明を読んでから始める魚に生まれ変わろう、とちょっと思うせっかち者の縁側のヒラメでした。
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