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打ちたてほやほや 新型コロナウイルスワクチン接種2回目 恐るるなかれ、チュウシャコワイヨ族の同志たちよ

前回に引き続き、淡々と打ったときのことを書きます。淡々と、と言いつつ、かかりつけ医から「ワクチン2回目接種の翌日は予定を入れない方がいい」と聞いて、まあまあびびっているヒラメです。先生の話では、翌日あたり発熱する人が多いそうです。接種当日の金曜日をオフにして、土日寝ていればなんとかなるだろうと楽観的に構えていますが、果たしてどうなることやら。1回目接種で使わなかった解熱剤をまた引き出しから出してきました。そのまままた仕舞えることを祈りつつ。

解熱剤と言えば、なんとかという銘柄だけドラッグストアで売り切れという話を少し前に耳に挟みました。厚生労働省のサイトには次のような記載があります。
https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0007.html

「アセトアミノフェンや非ステロイド性抗炎症薬(イブプロフェンやロキソプロフェン)などがあり、ワクチン接種後の発熱や痛みなどにご使用いただけます。(アセトアミノフェンは、低年齢の方や妊娠中・授乳中の方でもご使用いただけますが、製品毎に対象年齢などが異なりますので、対象をご確認のうえ、ご使用ください。)」

ふむ。どの薬なのかさっぱりわかりません。まあ商品名は書けませんよね。1回目接種の問診のとき医師に聞いたところによると「バファリンOK」とのことでした。

解熱剤に加えて、前回準備していたゼリー飲料もまるっと残っています。ヒラメの大好物であるところのカロリーメイトも準備OK。発熱時には向いていなさそうですが、食事を用意できなくなるかもしれないので、念のため。

金曜日 13時 いざ2回目接種 36.3℃
前回と同様、地元の個別接種(小規模な内科クリニック)に行ってきました。1回目から3週間後の同じ曜日、同じ時間です。

持ち物はワクチン接種券(シール状のもの)、予診票、本人確認書類です。服装は半袖。いつの間にやら、半袖や袖無しがちょうど良い季節になりました。

セットを窓口に渡します。前回窓口横でスタンバってた先生は、ちょうど診察室から出てきたところでした。またしても待ち時間ゼロで案内です。

話す
「1回目の摂取後、熱は出なかったか」、「聞いておきたいことはないか」聞かれました。いずれもなし。今回も接種可能です。先生が予診票にサインして問診終了。隣室へ進みます。

打つ
ビビりすぎて前回注射の様子をほとんど覚えていなかったヒラメです。今度こそはよく観察して…………なんてできるわけがありません。こちとら年季の入ったチュウシャコワイヨ族です。ぎゅっと目をつぶっている間に終わりました。前回より、痛みが少なかったような気がします。前回が100ビビりだったとすると、今回は70ビビり程度だったので、筋肉に力が入っていなかったからかもしれません。完全なる憶測です。

待つ
病院に入ってから5分経たないうちに接種が終わりました。経過観察のため、15分待ちます。特に変化なし。やっと2度打てた安心感でどっと肩の力が抜けました。待合室には5人ほど先客がいました。ヒラメのようなチュウシャコワイヨ族の同士はいたのでしょうか。

帰る
歩いて帰ります。往復の移動時間含めて、トータル30分。早いです。

金曜日 18時 接種後5時間経過 36.9℃
ヒラメにとってはだいたいこれが平熱です。どうも病院などで使われる非接触式体温計は低く出るような気がします。早速上腕にやや違和感があります。筋肉痛の入口のような。1回目接種のときと似たような感覚です。

金曜日 23時 接種後10時間経過 36.2℃
なんだか寒気がする……と思ったら平熱よりやや低いという肩透かし。腕が上がりにくくなってきました。着替えはできます。砲丸投げはできません。

土曜日 7時 接種後18時間経過 36.7℃
腕の筋肉痛がやや強くなってきました。前回一番ひどかった時と比べると3割減くらいで楽です。前回は寝返りを打とうとして痛みで目を覚ましましたが、そこまでの痛みはありませんでした。腕を下にして寝るのは無理ですが、腕を上まで持ち上げることができます。

土曜日 13時 接種後24時間経過 37.2℃
少し頭が痛くなってきました。腕の筋肉痛もどきの強さは変わりません。

土曜日 17時 接種後28時間経過 37.7℃
なにやら耳だけホカホカしてきたので熱を計ったら、今年度最高値を記録していました。さらなる記録更新を目指そうかとも思ったのですが、誰もメダルをくれなさそうので、さっさとバファリンAを2錠飲みました。寒気はなく、頭だけサウナに入っているような感覚です。腕の痛みは残っているものの、そちらは気にならなくなりました。喉が乾くので水をやたら飲んでいます。

土曜日 23時 接種後34時間経過 37.7℃
薬が効いていないのか、効いている(飲まなかったらもっと上がっていた)のかわかりませんが、熱が下がりません。腕の痛みはほぼなくなっているので後者でしょうか。加えて軽い吐き気も出てきました。ぬるい水を飲むと少しおさまるような気がします。副反応なのか水の飲み過ぎなのかわかりません。

日曜日 7時 接種後42時間経過 37.0℃
熱が下がってやや楽になりました。吐き気はなくなりましたが、食欲があまりありません。腕の痛みは消えつつあります。触ってみると、接種箇所あたりの表面温度が他の部位よりも高いようです。

日曜日 13時 接種後48時間経過 37.2℃
寒気がするのですが、熱は下がったままでした。なんだか体感気温がおかしいです。

日曜日 23時 接種後58時間経過 37.0℃
引き続き体温はあまり変わらず、食欲は若干落ち気味です。そういえば腕の痛みもまだ少しあります。

月曜日 7時 接種後66時間経過 36.9℃
ほぼ平熱です。腕の痛みは少しだけ残っています。動かすのには支障なし。上腕を触ると、少し温かく感じます。倦怠感などもなく、ただただ仕事したくないです。どう考えてもワクチンは関係ありません。食欲は通常程度に戻りました。

月曜日 23時 接種後79時間経過 37.2℃
また耳がほかほかしてきましたが、大した熱ではありませんでした。腕は触ると少し痛くて、周囲より温かいです。1回目接種時と比べて、腕の痛みはややマイルドで、少し長く続いているようです。

火曜日 7時 接種後87時間経過 37.2℃
熱も倦怠感もないけどやっぱり仕事はしたくない感が強いです。これはワクチン接種前から見られる症状です。腕の痛みはなくなりました。

火曜日 23時 接種後103時間経過 37.0℃ 体温高めのヒラメ、これでほぼ平熱です。体調変化がなくなってきたので、ワクチン接種2回目接種ノ記は、これで終わります。

振り返ると、今回は、解熱剤2錠と飲み物たくさん、で乗り切ることができました。食欲が落ちたものの、まったく食べられないほどではなかったので、ゼリー飲料などは出番がありませんでした。

ヒラメ(人間換算でおよそ40歳)の場合、熱と筋肉痛が主な副反応でした。一番酷かったのは接種翌日の午後です。平日だったら仕事にならなかったと思われます。

とはいっても、困った副反応は発熱だけで、風邪やインフルエンザのように咳や鼻水が辛いわけでなし。いわんやCOVID-19の肺炎をや。また、辛さも数日で終わるはず(万一終わらなかったら、ワクチンの成果が間に合わず、感染を疑った方がいい)と先が見えていたので気分的には楽でした。以下の調査結果を読みながら、はよ熱下がれ、と念じていました。

青森県立中央病院「新型コロナワクチン1回目および2回目の接種後副反応調査について」より
https://aomori-kenbyo.jp/archives/112080

・いずれの症状においても、2日目にピークをむかえ、ほとんどの人が7日目には消失しました。
・注射部位の痛み・筋肉痛は、接種回数および男女別に関わらず、頻度が多い副反応でした。
・1回目で発生頻度が少なかった疲労・頭痛・発熱(37.5℃以上)は、2回目の方が多くみられました。
・年代別に比較すると、注射部位の痛み・疲労については、大きな差は見られませんでした。
・筋肉痛・頭痛・発熱(37.5℃以上)は、年代が低くなるほど発生率が上がる傾向がみられました。
・1回目はアナフィラキシーおよびアナフィラキシー前駆症状が各1件、2回目はアナフィラキシー1件ありましたが、いずれも回復しました。(3件とも女性)

なお、副反応の強さは抗体のつき加減と関係がないそうなので、反応が強くても弱くても、あまり気にされませんよう。最後に、これから接種を受けるチュウシャコワイヨ族各位にエールを送ります。がんばれ、負けんな。

頂戴したサポートと記事売上のうち、2、3個、好物のカロリーメイトを買って、残りは全て寄付します。寄付先は、あしなが育英会や日本ユニセフ協会などを考えています。寄付した都度、記事にてご報告します。