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打ちたてほやほや 新型コロナウイルスワクチン接種1回目 出るのか副反応

人間に換算するとアラフォーの魚類にもワクチン接種の順番が回ってきました。接種した時、そしてその後の経過がどうだったか、淡々と記録しておきたいと思います。ちなみにヒラメは予防接種に限らず採血も点滴もこの世の全ての注射が怖くて仕方ないチュウシャコワイヨ族に属するのですが、大人なので何一つ怖くないふりをして暮らしています。

必要なもの
・自治体から送られてきたワクチン接種券
・同じく予診票
・本人確認書類(健康保険証など)
・半袖の服

使うかわからないけど準備したもの
・ゼリー飲料6個(なんとなく2日分くらい)
・カロリーメイト3箱(同上)
・バファリン

今回出番がなくても、2回目接種の時か、いつか風邪を引いた時に役立つでしょう(結論から言うと、今回は大きな副反応がなかったので、どれも使わずに済みました。一部はおやつにしました)。


金曜日13時 接種の時間です 36.9℃
午後休を取って、いざワクチン。平熱高めのヒラメ、元気よく行ってきます。向かうは内科のクリニックです。地元の個別接種を受けに行きました。

持ち物は、ワクチン接種券、予診票、本人確認書類の3点です。ワクチン接種券は、自治体から届いたシール状のもの。予診票はあらかじめ記載しておくとスムーズです。体温については、記入せず当日病院などで測るケースと、自宅で測っていくケースがあるようです。ヒラメの受けた所は前者でした。本人確認書類は、クリニックの指定で健康保険証を持って行きました。

同じ自治体でも個別接種ではなく集団接種を受けた知人Aは、もう1つ、お薬手帳も持ってくるよう指示されていました。処方薬がある人など、指示があれば持っていきましょう。

衣服は先人の教えの通り、半袖を着ていきました。知人Bがうっかり長袖で臨み、十分にまくれず。幸い前開きの服だったので、襟元を広げて打ったそうです。また、知人Cは、1回目接種の翌日、筋肉痛のような症状で片腕が上がらなくなり、Tシャツが脱げなくなりました。翌々日には普段通りに動かせるようになったそうですが、数日は脱ぎ着のしやすい服装にしておくと良さそうです。

受付
さて、定刻数分前に病院へ着くと、いつもなら診察室でふんぞりかえ……もとい、ゆるゆるとお座りあそばす先生が、なんと受付横にスタンバってました。あからさまにびっくりしたヒラメの顔はマスクで隠れていて幸いでした。

受付の人に、ワクチン接種券、予診票、本人確認書類を見せると、氏名と1回目の接種であることを確認され、書類は先生にパス、そのまま診察室へ案内されました。まさかの待ち時間ゼロです。一般的にチュウシャコワイヨ族は待ち時間で地味にダメージを蓄積させるため、とてもありがたいことです。

話す
医師の問診は2分ほど。「現在具合の悪いところはないか」「重いアレルギーが起こったことはないか」聞かれました。ヒラメ、いずれもなし。接種可能と判断され、医師が予診票にサインして完了です。接種の翌日夜までに、腫れやだるさが起きる場合がある、と言われました。なお発熱した場合は、バファリンを飲んでもいいとのこと。

打つ
隣の処置室に移動して、ついにちゅうしゃのお時間です。体感1時間。嘘です。おそらく1分程度でした。針を刺した時や、刺している最中の痛みは、毎年のインフルエンザワクチンと比べて、大差なかったように思います。多分。なにぶんチュウシャコワイヨ族なもので、正直あまり記憶がないですが、怖さを上回るほどの痛みはなかった模様です。覚えている範囲では、打つ直前に看護師さんがヒラメの上腕をぷにぷにと触り、どこが適切な位置か見極めている時が最高に怖かったです。

遠くに目をやって気を紛らわせること数秒。針が抜かれ、注射用絆創膏を貼ってもらって終了です。15分後の時刻が書かれた紙をもらい、退出しました。

待つ
ヒラメが今回打ったファイザー・ビオンテックのワクチン「コミナティ筋注」で、接種後にアナフィラキシーショック(複数臓器で起こる重いアレルギー反応)が起こったのは、100万件あたり4.7件という報告があります。そのうち、76%が15分以内、89%が30分以内に起こっています。そのため、多くの人はワクチン接種後、15分間経過観察します。他の予防接種でアナフィラキシーショックを起こしたことのある人などは30分です。

ヒラメは既往もなく、待合室で15分様子を見ました。医師か看護師が待機しているのかと思いきや、見張っている人がいるわけでなし、なんなら直ちに帰っても特に何も言われなさそうな様子でした。しかし、帰り道で何かあっても困るので、静かに時が過ぎるのを待ちました。

万に一つ、というか100万件あたり4.7件なので、単純に割ると約二十一万に一つに備えて(何かあったからといって、ヒラメが自分で対応するわけではないのですが)京都府医師会のサイトに載っている、処置の流れ図を眺めて過ごしました。

15分経過。異常なし。接種箇所に痛みもありません。

最後に、受付で2回目接種用の予診票と、ワクチンに関するリーフレットをもらい、1回目の接種が終了しました。返却された接種券に、今回打ったワクチンの内容が貼り付けてありました。

経過観察も含め、クリニックでの滞在時間は20分ほど。自宅からの移動時間を入れても、所要時間は30分でした。大手町の大規模接種センターは相当効率が良いと聞きますが、小規模個別接種も負けていません。院内で経過を観察されない待機時間があることを除けば、毎年受けているインフルエンザワクチンの時と同じような流れです。

接種当日は入浴OK、激しい運動NGとのこと。帰って本でも読むことにします。今のところ特に体調の変化はありません。

金曜日18時 接種後5時間経過 36.0℃
細かく記録しようと思っていたのに、読書にうつつをぬかしてしまい、いきなり5時間後です。どこか何か変化はないかな、と探してみると、上腕に少し違和感がありました。ごく軽い筋肉痛のような感じ。通常の可動範囲で腕を持ち上げたり回したりできますが、ラジオ体操以上の激しい運動をするのはやめとこうかな、という程度です。普段通り食欲があったので、普段通り夕食を取りました。

金曜日23時 接種後10時間経過 36.2℃
プチ筋肉痛の強さと範囲が、少し広がってきました。上腕外側の痛みがやや増し、なぜか体がわの脇のあたりにも微かに痛みがあります。打った左腕側を下にして寝るとより痛いのでやめておきます。腕以外には体調の変化はありません。風呂に入って寝ます。

土曜日 7時 接種後18時間経過 36.5℃
プチ筋肉痛がガチ筋肉痛に進化していました。左側に寝返りをうとうとしたら、痛くて目が覚めました。起きて確かめると、腕を45度以上持ち上げるのが、顔をちょっと顰めたくなる痛さ。動かせないわけではなく、着替えはできるくらいの痛みなので助かります。一方、腕の内側にあった痛みはなくなりました。

土曜日 13時 接種後24時間経過 36.4℃
筋肉痛らしきものがやや弱まった気がします。朝が10なら、今は8くらい。他は変化なしです。強いて言えば、いつもより食欲がある気がします。はい、ワクチンと何ら関係ありません。

土曜日 23時 接種後34時間経過 37.1℃
気付けば筋肉痛はほぼ収まっていました。朝から比べると2くらい。これならラジオ体操第一から第二までできそうです。覚えてないけど。体温はこれでほぼ平熱です。

日曜日 8時 接種後43時間経過 36.5℃
腕の痛みはほとんど無くなりました。真上に腕を持ち上げると違和感があるようなないような、という程度。発熱やだるさなし。食欲あり。

日曜日 23時 接種後58時間経過 36.1℃
腕の違和感が全くなくなりました。その他体調に変化なし。非常食類の出番がなさそうなので、カロリーメイトを1つ今日のおやつにしました。食欲があるって素晴らしい。

月曜日 13時 接種後72時間経過
体温計が手元になかったので完全なる勘ですが、発熱なし。その他異常なし、食欲あり。やたら眠いのは昨日ウィンブルドン決勝を見たせいです。

変化がなくなってきたので、新型コロナワクチン接種1回目の記録はこれにて終わります。ヒラメの場合、副反応は腕の筋肉痛らしきものくらいでした。打った翌日がピークで、翌々日の朝にはほぼ消失。それでは3週間後くらいにまた。

頂戴したサポートと記事売上のうち、2、3個、好物のカロリーメイトを買って、残りは全て寄付します。寄付先は、あしなが育英会や日本ユニセフ協会などを考えています。寄付した都度、記事にてご報告します。