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CBNについて本場カナダに住む好青年と調べてみた。

Twitter上で@GixTanvという名前でADHDあるあるを適当につぶやいたり、CBNリキッドをメルカリECサイトで販売している株式会社ENFRIARTEのがっちゃんというものです。
商品情報やプレゼント企画等はこちらのアカウントで発信しています。

本記事はCBD部まさきさんに執筆していただき、それを基に弊社のメンバーと色々話しながら追記していった記事になります。
お仕事として依頼していますが、僭越ながら添削をさせていただいき、それが受けられることをモチベーションと言ってくれるとても心優しき青少年です。
ただ、彼にお願いしたのは慕ってくれているからではなく、確かなリサーチ力と考察力に惚れたためです。この記事など堅実な調査とするどい考察にたけたとても質の高い記事なのでみなさんもぜひ読んでみてください。

と、前置きはこれくらいにして早速中身に入りたいと思います!

1. 導入

昨今の日本のCBD業界では、合成カンナビノイドの動向が注視されています。新たなカンナビノイドの登場はユーザーの興味を惹きつけるもので、情報を追っている方も多いのではないでしょうか。
1年ほど前はCBNやCBGといったレアカンナビノイドに強い関心が集まっていたように記憶しています。今のCBD業界では、レアカンナビノイドを耳にしたことがない人はすくないのではないでしょうか。
CBDほどではないけど、新成分よりはソースがあるので弊社的にはとても調査しがいがある成分になります。当記事では、レアカンナビノイド、特にCBNに焦点を当ててご紹介します。

1-(1) 当記事の目的

CBNを中心にレアカンナビノイドの定義や生成方法を調べることでレアカンナビノイドに関する知識を提供したいと考えています。さらに、大麻合法国カナダで生活していることを活かしてレアカンナビノイドが海外でどのように認識されているのかを調べます。これらの調査によってレアカンナビノイドを改めて理解することで新たな利点や問題を発見し、カンナビノイドとよりよい関係を築く一助となるような記事を目指します。

1-(2) 背景

合成カンナビノイドが注目される中、記事制作者自身はレアカンナビノイドの知見を深める必要を強く感じました。なぜなら、大麻に含まれるCBDやレアカンナビノイドはカンナビノイドの土台であり、これらを避けて合成カンナビノイドを語ることはできないからです。CBDユーザーの多くの方がCBDについて詳しく知っているかもしれませんが、CBNなどのレアカンナビノイドについてはあまり詳しくないかもしれません。レアカンナビノイドを知ることで、CBDをはじめとする様々なカンナビノイドの理解がさらに深まると考え、当記事を作成しようと考えました。

2. レアカンナビノイド、CBNとは

2-(1) 定義

そもそもレアカンナビノイドとは何なのでしょうか。
バイオテクノロジー研究を主とするアメリカ企業CreoのCEOであるRoy lipski[2]やアメリカの大麻企業Hashtag CannabisのCOOであるJeff Eckenrode[3]によると、レアカンナビノイドとは、その名の通り希少なカンナビノイドのことを指していうそうです。
最適な栽培条件下でも、限られた量のレアカンナビノイドしか生成できず、1つの大麻の植物が生産できる量は限られています。一般的に、生成量は0.01%から10%の間と言われており、これらの希少なカンナビノイドの生産は20%〜25%以上の含有量であるTHCを生産することよりもはるかに難しいです。レアカンナビノイドは何百種類もあると言われており、スケジュール規制の関係で限られた数人が広範囲に研究しているとのことです。過去10年間に科学者たちによって研究されているレアカンナビノイドの中でも、本記事では、日本でも広く知られているカンナビノイドであるCBNを主に取り扱います。

スケジュール規制
国際的に薬物統制するシステムのことであり、WHO(世界保健機関)の ECDD(依存性薬物専門家委員会)が薬物の有害性や医療価値についての評価を行っています。
薬物の分類がスケジュールIからスケジュールVまでがあり、
現在、大麻は「スケジュールⅠ(乱用のおそれがあり、悪影響を及ぼす物質)」のカテゴリに分類されています。

WHO(2022),  Controlled substances
https://www.who.int/our-work/access-to-medicines-and-health-products/controlled-substances

CBN(Cannabinol)
CBNは大麻に少量含まれるカンナビノイドですが、大麻が熟成され酸化されるとCBNの量は増えます。CBNはTHCが分解されるときに副産物として生成されることがわかっています。酸素のある状態で時間が経過すると、THCはCBNに変換されます。CBNの量は時間の経過した大麻に多いので、その薬効は最近までほとんど気づかれませんでした。CBDのように、CBNはTHCに過敏な人やTHCを避けたい人のための治療補助剤として研究されています。現在、CBNは外用剤、食用剤、カプセルなどの大麻製品に含まれて市場に流通しています。合法かつ規制された州では、CBNの含有量はミリグラム単位で製品のラベルに記載されています[1]。

C21H26O2

2-(2) 生成方法

レアカンナビノイドの生成方法は主に3つに分類されるとMaxim Mikheev(RAS研究所)[5][6]は言います。その方法とは「自然生成」「化学合成」「生合成」の3つです。

①自然生成(Natural Cultivation)
大麻を栽培してレアカンナビノイドを生産する方法です。名前の通り、もっとも自然に近い生成方法ですが、自然生成にはいくつか課題があります。
まず、前述した通り、レアカンナビノイドは大麻植物に非常に少量しか含まれていません。つまり、自然生成でレアカンナビノイドを生成するには、かなりの量の大麻を栽培する必要があります。この方法は非効率的で、費用がかかり、環境に負担がかかります。2グラム未満の希少なカンナビノイドを生産するには、10キログラムの大麻植物が必要だと言われています。
次に、植物と成長の季節はそれぞれ異なります。つまり、毎年同じ製品を生産することができないのです。自然生成は、害虫、カビ、および農薬による汚染を受けやすく、不安定なレアカンナビノイドを生み出す可能性が高いです。大規模なブランドは毎年同じ商品を作る必要があるため、大規模な流通には安定性が不可欠です。
さらに、自然生成による製造コストは高く、製品は高価になってしまいます。米国のスケジュールIの化合物であるTHCを含む大麻植物の取り扱いには、重要な規制の監視も必要です。

②化学合成(Chemical synthesis)
化学合成は、希少で価値の高いレアカンナビノイドを生成するための主要な方法です。
国際的な週刊科学ジャーナルであるNature[4]によると、化学合成とは反応物または出発物質を生成物または複数の生成物に変換する目的で、1つまたは複数の化学反応を実行するプロセスとされています。化学合成は、新しい物理的または生物学的特性を持つ化合物を発見するための基礎であり、多くの化学研究の中核をなしているとされています。
目標産物を生成するために意図的にいくつかの化学反応を発生させることとも言い換えられるでしょう。
化学合成は非天然型のレアカンナビノイドを生成します。化学合成に由来する化合物は、多くの場合、目的の天然に存在する化合物とは異なる成分も含んでいる場合があり、異なる成分が望ましくない副作用を引き起こす可能性があるとも言われています。[4]

③生合成(Biosynthesis)
3番目の生成方法は生合成です。
江口氏(東京工業大学)[7]によると、生合成とは、生物学的プロセスによる自然な手段で目的の化合物を生産することです。今日の大麻業界では、微生物や酵母を用いた生合成方法が研究されています。生合成は、自然界に存在する化合物を使用し、自然界に存在するものと同一のカンナビノイドを製造する手段です。生合成の研究はまだ発展途上ではありますが、最善の手段である可能性があるとMaxim Mikheevは考えています。
生合成では、環境負荷の軽減、生産時間の短縮、規制の監視を回避し、天然由来のカンナビノイドと正確な化学構造を持つ高品質のカンナビノイドを生産する可能性を秘めております。

2-(3) 研究に基づくCBDとの効果の比較

レアカンナビノイドであるCBNはCBDとどのように違うのでしょうか?
共通点と異なる点を比較してみましょう。

共通点

  • CBNの大きな特徴として「睡眠に対して効果的である」というものがあります。Robertの研究[8]によると、不眠を感じている人がナノ化した水溶性CBN製品を使用すると睡眠が改善されることが明らかになりました。CBDでも同様の効果があることが確認されており、共通点といえるでしょう。

  • Wongらによる研究[9]では、CBDとCBNが鎮痛効果をもたらし、線維筋痛症などの筋筋膜性疼痛を軽減することがわかりました。どちらか片方の使用よりも、CBDとCBNの両方を組み合わせて使用する方が効果的だということも示唆されています。

  • そして「Healing with CBD」の著者Eileen Konieczny[1]は、CBDをはじめ、すべてのカンナビノイドには抗酸化作用と神経保護作用があると述べています。

    • 2022年に発表されたZhibinLiangの論文[12]では、CBNはCB1/CB2受容体とは無関係に神経保護作用を発揮し、中枢神経系の薬剤として有用であることが示唆されました。CBN処理の施された細胞の方がミトコンドリアの量が増加したことも確認されています。

異なる点

  • CBNはTHCが分解されるときに副産物として生成されることから、THCとの共通点があります。たとえば、THCとCBNはどちらもCB1カンナビノイド受容体に作用し、向精神作用を起こします。しかし、CBNの向精神作用の効果はTHCよりもはるかに小さいので、敏感なユーザーでないと効果に気付かないと言われています。
    一方、CBDの使用には陶酔感やその他の感覚に影響はありません。

  • その他にもラットを用いたRussoらによる実験[10]では、CBNを与えられたラットは食欲が増進され、CBDを与えられたラットは食欲が低下したという結果もあります。

  • Yulらによる研究[11]によると、THC、CBD、CBNなどの主要なカンナビノイド及びその代謝物によるCES1阻害作用が確認されています。THC、CBD、CBNを併用すると阻害力が増すという結果も出ています。THCとCBDのCES1に対する阻害作用は臨床的に有意である一方で、CBNの阻害作用は限定的であるとされています。詳しくは以前の記事で解説しているので、興味があれば見てみてください。

CBDとの比較まとめ
以上の文献調査から得られる情報をまとめると、CBDとCBNの主な共通点には「不安・睡眠の改善」「鎮痛効果」「抗酸化作用」「神経保護作用」が挙げられます。
CBNにあってCBDにないものは「食欲増進効果」「わずかな向精神作用」、「代謝酵素CES1に対する阻害作用が限定的であること」だと分かります。


3. カナダ、アメリカにおけるCBN

3-(1) カナダにおけるCBN

それでは、カナダにおけるレカンナビノイドはどのような認識なのでしょうか?

wana社のCBNグミ(新商品)のポップ

上記画像はCBN新商品のポップです。
「SEE YOU TONIGHT」というメッセージからもCBN=睡眠に効果的という認識が一般的だと思われます。国内でもCBDよりも睡眠に効果的であるという認識をお持ちの方が多いのではないでしょうか。
残念ながら認知度を表すデータはまだありませんでしたが、2019年に国際大麻政策研究の一環で行われた調査[16]によると、無作為に選ばれた16〜65歳のカナダ国民15,042人を対象に「過去12か月間のCBD製品の使用」を調査した結果、使用者は全体の16.2%でした。CBDよりもレアカンナビノイドの方が認知度が低いと思われるので、過去12ヶ月間でCBNやCBGなどのレアカンナビノイドを使用したカナダ国民は非常に少ないのではないかと推測できます。

さらに、カナダにあるオンラインで大麻販売をしているサイト[17][18]でCBD製品とレアカンナビノイド製品を調べました。
トロントのあるサイトでは、CBD製品(THCをほとんど含まない)の数は151、CBNとCBG製品の数は36でした。
バンクーバーのあるサイトでは、CBD製品の数は642、CBNとCBG製品の数は30でした。
レアカンナビノイド製品の数が少ないこともあり、やはりレアカンナビノイドの認知度/需要はまだまだ低いのではないかと推測できます。

3-(2) アメリカにおけるCBN

一方アメリカでは、CBNの人気が高まりつつあるというデータもあります。
シアトルにあるデータ分析会社の調査[19][20]によると、カリフォルニア、コロラド、ネバダ、オレゴンの成人向け小売業者のCBNを含む製品の売上高は、過去4四半期で合計6,500万ドルを超えたとのことです。

州ごとによるCBNの含む製品の振り上げ高2020Q3-2021Q2

2020年の第3四半期には、これら4州に合わせて7つのCBN製品しかありませんでしたが、その数は2021年の第2四半期に55に増加し、今年の最初の3か月から20%増加しました。
アメリカでのCBNの人気及び認知度が高まれば、自然とカナダでの認知度も高まるのではないかと推測します。
生成方法の部分で、レアカンナビノイドは生成が難しくコストがかかると前述しました。しかし、企業が特定の生合成方法の特許を取るなど、生成に関して問題解決に前向きである企業も多くあることから、生成コストの問題は徐々に解消されていくかもしれません。新たな生成方法の発見による製品数の増加と認知度の向上を鑑みると、CBNをはじめとするレアカンナビノイドが、CBDに匹敵する有名なカンナビノイドになる可能性も十分にあり得るでしょう。

4. 考察と推測

最後に、カナダにおけるレアカンナビノイドを調べていく上で浮かびあがった考察や推測をいくつか共有いたします。

1.今後のレアカンナビノイドについて

まず、CBNの歴史について調べる必要があるなと感じ、歴史について調べました。
大麻が存在したという最古の証拠は約2700年前の中国北部だという調査[21][22]があります。墓の発掘の際に発見された革のボウルを植物化学的分析すると、カンナビスサティバL.として識別され、カンナビノールの痕跡もあったことが明らかになりました。そして、CBNは1800年代後半に分離され、最初に分離された植物カンナビノイドになり、1940年に化学合成に成功しました。
最初に分離された植物カンナビノイドという事実からCBNの歴史の長さに驚いたのですが、それでもまだまだ研究途上の分野だと強く考えます。というのも、エンドカンナビノイドシステムが発見されたのは1990年代と、まだ30年ほどしか経っていない事実があるからです。存在自体は古くから認知されていても、有効性に注目されたのはつい最近なのではないでしょうか。CBN及びその他のレアカンナビノイドの研究はまだまだ始まったばかりだと考えると、今後の動向がすごく楽しみに感じます。

2.なぜCBNの人気が高まりつつあるのか

アメリカではCBNの人気が高まりつつあると前述しましたが、この背景には睡眠問題と少子高齢化が関係しているのではないかと推測しました。
オランダのヘルスケア製品を取り扱うフィリップス社のTeofilo Lee-Chiong医師の調査[23]によると、先進国の成人で睡眠に満足しているのは55%ということが分かりました。

先進国の睡眠の満足度

つまり、約半数が睡眠に満足していないということです。就寝前のスマートフォン操作や労働時間の増加、コロナ禍のストレスなど理由は様々でしょうが、今後も睡眠への満足度が劇的に向上するということは考えにくいでしょう。
睡眠に問題を抱える人が多いことが、CBNの使用者が増加している理由の1つだと推測しました。さらに、世界の高齢化は無視できない問題です。
当記事で取り上げたカナダ、アメリカ、日本の年齢比率[24]を見ていきましょう。

アメリカ年齢比率

アメリカにおける少年人口数・労働年齢人口数・高齢者数

カナダ年齢比率

カナダにおける少年人口数・労働年齢人口数・高齢者数

日本年齢比率

日本における少年人口数・労働年齢人口数・高齢者数

3つの全ての国において高齢化は進んでおり、この先も進んでいくと予想されています。
向精神作用の小さいCBNは、高齢者にとってTHCよりも摂取しやすいのではないでしょうか。
線維筋痛症の人878人を対象にしたKevinらによる調査[25]によると、医師のアドバイスなしにCBD製品を利用する人が多いことが分かりました。対象者の平均年齢は55歳であり、線維筋痛症の人に限った話ではありますが、高齢者が向精神作用の小さいCBD(CBN)を使用する一例として考えられます。
さらに、厚生労働省が示すデータ[26]によると、高齢者は退職・死別・独居などの心理的なストレスに加えて、不活発でメリハリのない日常生活、こころやからだの病気、その治療薬の副作用などによって、不眠症をはじめとするさまざまな睡眠障害にかかりやすくなるとのことです。よって、高齢化社会というのもCBNが注目される要因の一つだと僕は推測します。

日本に関して言えば、睡眠満足度は29%と著しく低く、ご存知の通り超高齢化社会です。
CBNは今後の高齢化が進む日本社会により良い影響を与えてくれるかもしれません。

5. まとめ

当記事ではCBNを中心にレアカンナビノイドについて調べました。
要点を下記にまとめます。

CBNとは

  • 大麻植物に非常に少量しか含まれていない希少なカンナビノイドだがその生成方法は数多く存在している。

  • CBDにない効果として「食欲増進効果」「わずかな向精神作用」、「代謝酵素CES1に対する阻害作用が限定的であること」であることを示唆する研究が存在する。

海外でのCBNの認知度

  • 大麻合法国カナダでもCBNの認知度はまだまだ低い。

  • アメリカでは人気が高まりつつあり、新たな生成方法や有用性の発見に期待ができる。

CBNの今後の展望/可能性

  • 少子高齢化や睡眠不足の問題が深刻な現代社会で今後CBNへの注目が高まっていく可能性が非常に高いと筆者は考える。

CBNやCBGなどのレアカンナビノイドは論文数も少なく、CBDよりも情報収集が難しいように感じます。しかし、CBDとの併用でシナジーを生み出すことを示唆する研究が近年たくさん出ています。THCが非合法である日本市場において、レアカンナビノイドの可能性には強い期待を抱かざるを得ません。今後のレアカンナビノイドの動向に引き続き注目しようと思います。

6. 謝辞

本記事を執筆するにあたってまさきさんに協力していただくことに快く快諾していただいたCBD部のロジャーさんには改めて感謝申し上げます。また、弊社で調査済みの論文の要約や書籍などは提供させていただきましたが、それらをはるかに超える文献調査や独自の鋭い考察で記事を執筆してくださったまさきさんにも感謝申し上げます。我々にとっても大変勉強になりましたし、この記事を読んだ読者の方にも有益な情報が得られたのではないでしょうか。今後ともお付き合いよろしくお願いいたします。

7. 参考文献

[1]Eileen Konieczny  “Healing with CBD”
[2]Roy lipski. (2021, July 8). What Are Rare Cannabinoids? CREO Nature Loves Our Cannabinoids. And so Will You. https://creoingredients.com/blogs/what-are-rare-cannabinoids
(2022/6/22 閲覧)
[3]Eckenrode, J. (2018, June 4). WHAT ARE “RARE CANNABINOIDS”? Hashtag Cannabis. https://www.seattlehashtag.com/blog/rare-cannabinoids#:~:text=Simply%20put%2C%20a%20rare%20cannabinoid,between%200.01%25%20to%2010%25
(2022/6/22 閲覧)
[4]Chemical Synthesis. Nature. https://www.nature.com/subjects/synthesis
(2022/6/23 閲覧)
[5]Institute of Structural Macrokinetics and Materials Science RAS. ResearchGate. https://www.researchgate.net/institution/Institute_of_Structural_Macrokinetics_and_Materials_Science_RAS
(2022/6/23 閲覧)
[6]Lane, J. (2021, January 8). Three Methods to Produce Rare Cannabinoids: Cultivation, Chemical Synthesis, and Biosynthesis. TheDigest. https://www.biofuelsdigest.com/bdigest/2021/02/08/three-methods-to-produce-rare-cannabinoids-cultivation-chemical-synthesis-and-biosynthesis/
(2022/6/23 閲覧)
[7]東京工業大学大学院理工学研究科 江口 正「生合成研究のこれまでとこれから」
http://www.chemistry.titech.ac.jp/~eguchi/research_img/%E5%85%88%E7%AB%AF%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8%EF%BC%88%E6%B1%9F%E5%8F%A3%EF%BC%89.pdf
[8]Robert Kaufmann (2021, July, 12)
Use of a water-soluble form of cannabinol for the treatment of sleeplessness
https://realmofcaring.org/wp-content/uploads/2021/08/IJCAM-14-00558.pdf
[9]Wong, H., & Cairns, B. Cannabidiol, Cannabinol and Their Combinations Act as Peripheral Analgesics in a Rat Model of Myofascial Pain. Science Direct. https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0003996919302249
[10]Russo, E., & Marcut, J. (2017). Cannabis Pharmacology: The Usual Suspects and a Few Promising Leads. https://cannabiscoalition.ca/info/Russo-Marcu_Cannabis_Pharmacology_The_Usual_Suspects_and_a_Few_Promising_Leads_Adv_Pharmacol_2017.pdf
[11]Yuli,Q. Xinwen,W. John,M.(2019, May)
ASPET, In Vitro Inhibition of Carboxylesterase 1 by Major Cannabinoids and Selected Metabolites.https://dmd.aspetjournals.org/content/47/5/465
[12]ZhibinLiang .(2022, May, 1)Cannabinol inhibits oxytosis/ferroptosis by directly targeting mitochondria independently of cannabinoid receptors.
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0891584922000016
[13]Devinsky, O., Cilio, M. R., Cross, H., & Ruiz, J. F. (2014, May 22). Cannabidiol: Pharmacology and Potential Therapeutic Role in Epilepsy and Other Neuropsychiatric Disorders. National Library of Medicine. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4707667/
(2022/6/25閲覧)
[14]Norton, M. (2020, August 1). To CBD or Not to CBD?: What Pharmacists Need to Know. Pharmacy Today. https://www.pharmacytoday.org/article/S1042-0991(20)30764-7/fulltext
(2022/6/25閲覧)
[15]Farrimond, J. (2012, April 28). Cannabinol and Cannabidiol Exert Opposing Effects on Rat Feeding Patterns. National Library of Medicine. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/22543671/
(2022/6/25閲覧)
[16]Goodman, S. (2022, June 22). Use and Perceptions of Cannabidiol Products in Canada and in the United States. Mary Ann Liebert, Inc. https://www.liebertpub.com/doi/10.1089/can.2020.0093
(2022/6/24閲覧)
[17]Ontario Cnnabis Store
https://ocs.ca/
(2022/6/24閲覧)
[18]BC Cannabis Store
https://www.bccannabisstores.com/
(2022/6/24閲覧)
[19]Long, A. (2021, December 17). MjBizDaily. The Cannabinoid CBN Might Be Cannabis Industry’s Surprise Hit. https://mjbizdaily.com/cannabinoid-cbn-might-be-surprise-hit-in-cannabis-industry/
(2022/6/24閲覧)
[20]Rare Hemp Cannabinoids: A New and Rapidly-Expanding Field of Study. (2021, April 20). Hemp Benchmarks. https://www.hempbenchmarks.com/hemp-market-insider/rare-hemp-cannabinoids/
(2022/6/27閲覧)
[21]Ren, M., Tang, Z., & Wu, X. (2019, May 12). The Origins of Cannabis Smoking: Chemical Residue Evidence from the First Millennium BCE in the Pamirs. ScienceAdvances. https://www.science.org/doi/10.1126/sciadv.aaw1391
(2022/6/27閲覧)
[22]Pertwee, R. (2006, January 9). Cannabinoid Pharmacology: The First 66 Years. National Library of Medicine. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC1760722/
(2022/6/27閲覧)
[23]Teofilo Lee-Chiong(2019)
Groval Sleep Survey
https://www.philips.co.jp/c-dam/b2c/master/experience/smartsleep/world-sleep-day/2021/philips-world-sleep-day-2021-report.pdf
[24]United Nations.(2019). Department of Economic and Social Affairs, World Population Prospects https://population.un.org/wpp/
(2022/6/27閲覧)
[25]
Kevin, B.(2022, January, 1). Cannabidiol Product Dosing and Decision-Making in a National Survey of Individuals with Fibromyalgia
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1526590021002522#![26]厚生労働省e-ヘルスネット 高齢者の睡眠
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-004.html
(2022/7/5閲覧)


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