【2.10】 抑圧されたコンフリクトが噴出したとき(When pent up conflict breaks out) 山田裕嗣 / Yuji Yamada 2018年10月28日 00:12 ※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。 ————————————————————— ■元のURL https://thejourney.reinventingorganizations.com/210.html■翻訳メモ * このビデオでは、あなたの変容の旅の中で起きるかもしれないことに対するアラートを伝えたい* 多くの場合、組織の変容を進めると、恐れや権威についても自由に話すようになる* そうすると、憤りやコンフリクトが大きな波のように起きることがある* それが組織の変容を後戻りさせてしまうことがある* これは、抑圧するのではなく、歓迎するべき* リーダーとして、2つの衝動にかられやすい。1つは、そのまま前に進もうとすること* 2つ目は、急に解決しようとしすぎること。私達は問題は解決することに慣れすぎている。* そうではなく、耳を傾けてほしい* これにどう対応するかは変容の旅において大事な瞬間の一つになる* 組織の中の人が、その対応の様子を見ながら、あなたが進めようとしている組織の変容に本気なのか、それを見られることになる* ただ耳を傾ける、ということが、あなた自身にとってもよい経験となる* 聞くときは、具体的な不満の下にあるニーズに耳を傾けるようにしてほしい* 話を聞いてみると、「何も伝えられていなかった、相談がなかった」と憤っているのかもしれない。そのときは「伝えてほしかった、相談してほしかった、意思決定に関わりたかった」のかと理解できる* 好きじゃない人と働くことが嫌だったならば、誰と働きたいのかを言える機会があればいい* 自分のニーズをきいてもらえたと思ったときは、憤りやコンフリクトのエネルギーが下がっていく。それによって、新しい方向に向かうエネルギーが生まれてくることにつながるかもしれない。* 相談されなかった、という不満を持っていたことは、アドバイスプロセスによって、関わる人に相談しないで決めることができない、というやり方を歓迎するかもしれない。* 嫌いな人と働きたくない、ということについて、ビュートゾルフでは誰と働くかを自分で選ぶ。それと同じことをやってもいい。* こうすることで、憤りやコンフリクトをより生産的なことに転換できる* 最初はきちんと耳を傾けて、本当に望むことを聞くことが必要■お願い動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html #組織論 #ティール組織 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート