【1.7】このジャーニーをどのように捉えるか?(How do you hold the journey ahead?) 2 山田裕嗣 / Yuji Yamada 2018年5月9日 00:27 ※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。------------------------------------------■元のURLhttps://thejourney.reinventingorganizations.com/17.html■翻訳メモ* 前のビデオでは目的地をどう捉えるか?という話をしたが、今回はそれと関わりのある話。* あなたは、この変容の旅をどう捉えるか?* 一つの捉え方は、楽しいアドベンチャー。もう一つは、大変で厳しいもの。* これを客観的な事実から話したいのではない。素晴らしい瞬間もあるし、中には大変な思いをすることもある。* あなたも周りの人もアンラーンすることも多いし、アイデンティティを揺さぶられ、迷子になった気がすることもあるだろう。* いま質問したいのは、あなたはどうやってこれを捉えるのか?ということ。* あるコンサルタントのグループと話をしていたときに。多くのコンサルタントが成功体験を持っていたのに、組織の変容はとても大変なジャーニーだったという話ばかりをしていた。* セルフマネジメントの責任を上手く扱えない、教育システムが不十分、など、何が大変なのかを語っていた。* 一方で、その会社の創業者だけは全く違っていた。とても楽しい旅で、大好きだと言っていた。客観的に直面している事実は一緒なのに。* この違いは何だったのか?* 多くの人は難しいジャーニーだと思っている。* すべてのことを、到達したい目的地との比較で考えていて、今は理想に届いていない、と捉えている。* 創業者は、そうではなく、単純にジャーニーを楽しんでいた。* ときには進展がなかったり、抵抗する人が居たりする。じゃあその人と話をしてみよう。そうすればその人とより深くつながれる。それでどこに進むか見てみよう。* そうすると、ジャーニーそのものがアドベンチャーで楽しめるものになる。* 2つの違った捉え方があるが、改めて、あなたはこのジャーニーをどう捉えているか?* 正しい答えはないが、この創業者みたいに、大変な時間だっとしても、意味があって得られるものがある良い時間になるかもしれない。* 好奇心や楽しさをこのジャーニーに持ち込んで欲しい* このジャーニーを選んだのは、理想に達成したいからではなく、今までのやり方では違うと思ったからだと思う* 何かと比較したいなら、理想とする目的地ではなく、過去と比較してみて欲しい* これをライフタイムの旅だと思って、目の前の瞬間を楽しんで、目的地に目を向けすぎないで欲しい■お願い動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html #組織論 #ティール組織 2 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート