【1.7】このジャーニーをどのように捉えるか?(How do you hold the journey ahead?)

※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。
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■元のURL
https://thejourney.reinventingorganizations.com/17.html

■翻訳メモ
* 前のビデオでは目的地をどう捉えるか?という話をしたが、今回はそれと関わりのある話。

* あなたは、この変容の旅をどう捉えるか?

* 一つの捉え方は、楽しいアドベンチャー。もう一つは、大変で厳しいもの。

* これを客観的な事実から話したいのではない。素晴らしい瞬間もあるし、中には大変な思いをすることもある。

* あなたも周りの人もアンラーンすることも多いし、アイデンティティを揺さぶられ、迷子になった気がすることもあるだろう。

* いま質問したいのは、あなたはどうやってこれを捉えるのか?ということ。

* あるコンサルタントのグループと話をしていたときに。多くのコンサルタントが成功体験を持っていたのに、組織の変容はとても大変なジャーニーだったという話ばかりをしていた。

* セルフマネジメントの責任を上手く扱えない、教育システムが不十分、など、何が大変なのかを語っていた。

* 一方で、その会社の創業者だけは全く違っていた。とても楽しい旅で、大好きだと言っていた。客観的に直面している事実は一緒なのに。

* この違いは何だったのか?

* 多くの人は難しいジャーニーだと思っている。

* すべてのことを、到達したい目的地との比較で考えていて、今は理想に届いていない、と捉えている。

* 創業者は、そうではなく、単純にジャーニーを楽しんでいた。

* ときには進展がなかったり、抵抗する人が居たりする。じゃあその人と話をしてみよう。そうすればその人とより深くつながれる。それでどこに進むか見てみよう。

* そうすると、ジャーニーそのものがアドベンチャーで楽しめるものになる。

* 2つの違った捉え方があるが、改めて、あなたはこのジャーニーをどう捉えているか?

* 正しい答えはないが、この創業者みたいに、大変な時間だっとしても、意味があって得られるものがある良い時間になるかもしれない。

* 好奇心や楽しさをこのジャーニーに持ち込んで欲しい

* このジャーニーを選んだのは、理想に達成したいからではなく、今までのやり方では違うと思ったからだと思う

* 何かと比較したいなら、理想とする目的地ではなく、過去と比較してみて欲しい

* これをライフタイムの旅だと思って、目の前の瞬間を楽しんで、目的地に目を向けすぎないで欲しい

■お願い
動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。
この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。
https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html

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