【1.1】個人的な成長の旅になる(It's a personal journey)

※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。
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■元のURL
https://thejourney.reinventingorganizations.com/11.html

■翻訳メモ
* 面白いパターンを見つけた。組織の変革を始めるときのCEOは、その言葉通りに「組織」に何かが起こると考える

* ただ2-3年進めているCEOは、これは「組織の変化」の旅でもありが、「個人的な成長」の旅でもあると必ずいう

* 必ずしも簡単ではないし、自分の持っているパターンに直面することもあるが、成長に対するinvitationにもなる

* この旅は喜びもあるが、大変でもある

* これは「組織」の変化だと思っていて、自分自身が変わることを受け入れないのであれば、そもそも始めないほうがいい

* 大企業の変化を手伝っている知人のコーチに聞くと、CEOとは最初に「6ヶ月か1年、あなたがこの変化に準備をするための対話をして、それから組織の変化を始めたほうがいいのでは?」という話をするらしい

* トップは、変革のエンジンでもあるし、それを留めるブレーキにもなりうる。組織の変化は、自分自身が変化を受け入れている以上には進まない

* 自分自身の人生の中でもたらされるアドベンチャーだと捉えている。自分自身がより豊かな人に変わるきっかけをくれる

* 自分自身が変わることを受け入れるならば、関係性がもっと豊かになり、認識すらしてなかった不安や怖れもなくなっていく

* 実際に変化を進めたCEOに聞くと、過去の自分を振り返ると、昔の自分はもっと小さかった、という

* 私からの質問は、「個人的なプロセスになることを受け入れる準備ができているか?」それにYesという準備はできているか?

* もし始めるならば、それをずっと一緒に歩んでくれるコーチ、友達など、誰か自分が影に陥ったときに話ができる人にいてもらうべき。鏡となり、恐れずに自分が悪い方向にいっていると言ってくれる人

* もう一つは、組織の中で数人、警告(Mandate)をくれる人にも居てもらう

* 何かまずい行動をとったときに、「今やったことは昔のあなたのやり方で、今あなたが目指したいものとは違いますよね」と恐れずに言える人

* それへの答え方は簡単で、「そうだった、ありがとう」「昔の自分だったし、またやるかもしれないけど、減らせるようにしていく」と言えばいい

* CEOがそれをやること自体が、全体性(wholeness)のロールモデルになる

* 組織の中でみんなが同じプロセスを歩んでいく。これまで育ってきた古い自分がいるが、そこから変わろうとしている

* CEOが自らやれば、他の人がロールモデルに出来る

■お願い
動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。
この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。
https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html

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