【1.5】どこまで変える準備ができているか? (How far are you ready to go?)

※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。
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■元のURL
https://thejourney.reinventingorganizations.com/15.html

■翻訳メモ
* 今この瞬間に、あなたはどれくらい組織の変容を遠くまで進めたいと思っているのか?

* 2つの理由から興味深い。

* 本当にあなたの動機は何なのか、をクリアにするために。

* もう一つは、ジャーニーの中で偽の期待値や恐れを生まないため。本当は作りたい形から離れたものにしないため。

* 3つのブレイクスルー(セルフマネジメント、全体性、存在目的)で考えたときに、それぞれどこまでいきたいのか?紙とペンをもって考えてみて欲しい

* 3つのバケツを用意して考えてみるといい。心地よい、無理なく出来る範囲。ギリギリできる範囲。想像を越えていて、心地よいところを越えたもの。

* 例えばセルフマネジメントの中で、心地よく思うのは、完全にセルフマネジメントで回す実験を一部のチームでやってみること。

* ギリギリなのは、エグゼクティブコミッティーでアドバイスプロセスをやってみる。戦略的な意思決定はするが、オペレーションに関する意思決定はしない、など。

* 想像を越えているのは、ミドルマネジメントを一切なくす、エグゼクティブコミッティーをなくす、給与に関して透明性を作るなど。いつかやるかもしれないが、今は想像しづらい。

* 全体性でも同じように、それぞれ3つのバケツの中に入れてみる。

* スーツを着るのをやめる、役割で話すを止める、というのは想像できる範囲。

* 想像を越えていて、やりたくないのは、個人の成長を中心にした組織にすること。それでも構わない。

* 存在目的でも同じ。予算やターゲットなしでやる、というのは難しい。

* これを、何があなたにとって良いと思うかを問いてみてほしい。「should」で考えないで欲しい。tealかどうかなんて気にしないで、これはあなたにとって意味があるのか?

* 一度これを考えてみたら、それを話してみてほしい

* ある大企業でセルフマネジメントの話をしたら、多少の希望と、たくさんの不安を生み出した。ミドルマネージャーは自分の仕事がなくなる、という勘違いを生んでしまった。

* トップマネジメントはそんなことを考えていたわけではなかった。今でもマネジメントは4階層あるし、数年掛けて徐々に変わっていくだろう

* そうやって必要のなかった不安や痛みを生み出してしまった。もっと早くコミュニケーションを取っていればそれは避けられた

* この瞬間に、あなたはどこまで遠くまで進めたいと思っているのか?半年後か二年後は違っているかもしれない。

■お願い
動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。
この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。
https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html

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