【1.9】自分の傾向を理解する (Know your preferences)

※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。
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■元のURL
https://thejourney.reinventingorganizations.com/19.html

■翻訳メモ
* リーダーの個人的な好みや傾向(preference)は、この旅を前に進める上でインパクトをもつので、自分の好みやスタイルを理解することには意味がある

* 認知バイアスのままに振る舞っていては、間違った方向に進めてしまう可能性がある

* いくつかの対極(polarity)について話してみたい

* 最初は「明確さ/標準化」と「曖昧さ/突発性」(clarity/standardization vs ambiguity/emergence)

* 私は個人的にはシステム的に考えるのを好む傾向がある。これが新しいプラクティスになると思うと、傾向として、早く進めることを強いてしいがち。

* セルフマネジメントはこうやればいい、と思うと、まだ人の準備ができていないのにそれを求めてしまう。

* MBTIを知っている人にとっては、私はJの傾向を持っている。Pではなく。

* 大きな組織の変容を進めたあるリーダーは、私とは反対の極にいた。彼は、曖昧さが非常に心地よかった。スピードも進め方も多様でも全く気にしなかった。しかし、ときには標準化しなければならないのに、その変化を感じ取れなかった

* 私からの提案は、自分の傾向や好みはどこにあるのか?それは必要なセンシングはできるのか?というのを問い直してみてほしい

* 自分の傾向として何かを持っていても、これはそれに従って進めるのに良いタイミングか?と問い直す

* 次の対極は、「辛抱」と「せっかち」(patience vs impatience)。これも同じく、傾向があるかもしれない。

* いつでも先に進んで将来どうなっているのかを見たい人かもしれないし、逆に今あるがままでもいいと思いすぎる人かもしれない。

* このスペクトラムのどこにいるのか、その傾向で、組織の今をセンス出来るのか。

* 三つ目は、「前からリードする」か「後ろからリードする」か

* 他のビデオで、CEOのいろんな役割の果たし方もお話する。ここに良し悪しの判断はない。あなたの自然なスタイルは?というのを問い直して欲しい。

* そして、組織の今をセンスするために、必要であればあなたはその傾向を手放せるか?

* 最後は「頭」と「心」(head vs heart)。ビジネスでは強く頭に偏っている。ただ本当のトピックはもっと深いところから来ていることが多い。

* 多くの人にとっての提案は、もっと組織の中で、同僚や他の人と深い関わりを持つようになること

* ただこれも、どちらも必要。その柔軟性を持っているのか。

* 他にも色んな対極(polarity)はある。自分が浮かぶものを考えてみて欲しい

* 少なくとも私からの提案は、いま上げた4つについて、どこに自分の傾向があるのか、それは今の組織でやるべきことを阻止していないか?を考えてみて欲しい。

■お願い
動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。
この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。
https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html

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