【5.6】グループの中でのホールネスの実践(Inviting wholeness into group spaces)

※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。
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■元のURL
https://thejourney.reinventingorganizations.com/56.html

■翻訳メモ
* どうやってホールネスをグループで実践するのか?10人でのミーティングや、100人での場などかもしれません。

* 最初は、普段の振る舞いと違って違和感を感じる人がいるかもしれない、と思い、「どうすれば実践できるのか」と不安を感じるかもしれません。

* そのことについていくつかお話したい。

* 1つめは、適切なやり方でやれば、違和感を感じることはありません。すごく安心できる心地よい体験になります。

* 多くの人が、自分をありのままに表現することを経験しています。親しい知人との関係であったり、家でワインを飲みながらなど、経験はかならずあるからです。

* それが可能なセッティングをできれば大丈夫です。そのためには、シンプルになるべく心の奥から出てくる言葉を話すことです

* 最初はそのスペースを作るために準備がが必要です。それはあなたかもしれないし、外部のファシリテーターにそれを支援してもらってもいい

* 場の空気がそれそうになったときに、「そういう会話は安全性が下がるからやめよう」と言って貰えるような人が必要です。

* ファシリテーターであれば、場に対してシンプルなルールを設けてもらえることもあります。人のことを指摘したり正そうとしたりしない、など。”I"メッセージを使う、など。可能な限りシンプルな言葉にして、難しい言葉のように感じないことが大事です

* 3つめは、ヒエラルキーのなれから、部屋の中で最も影響力の強い人の振る舞いに従います。

* そのような影響力の強い人と準備し、その人が個人的な話ができるように支援してあげること

* たとえば、全体でのシェアをするときに、1人目にその人に話してもらい、2人目が誰かを考えておくことも良いかもしれません

* そのときに、こういう場が仕事から離れた場と思わないようにすることも大事です

* ファシリテーターの方が「仕事のことから離れて話しましょう」と言うこともあります。それをやると仕事の中にハードな面とソフトな面が分かれている、という気になってしまいます。

* 日常の仕事の中に戻っても、同じようなつながりを感じられるようにすること

* 次のビデオでは、最初のミーティングでは何を選ぶべきか、というのを紹介します

* まとめると、恐れることはなく、適切な準備をすればみんな違和感なく始めることができます

■お願い
動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。
この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。
https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html

■翻訳メモの全体の目次
https://note.mu/enflow/n/n51b86f9d3e39?magazine_key=m3eeb37d63ed1

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