【2.13】ユーモアと気軽さ(Humor & Lightness) 4 山田裕嗣 / Yuji Yamada 2018年11月19日 00:28 ※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。 ————————————————————— ■元のURL https://thejourney.reinventingorganizations.com/213.html■翻訳メモ * 多くの組織の中では、私達はとても真剣に考えて振る舞っている* 組織には目的があって、それは尊く、意義深いものだと思う。また仕事はお金のためにも家族のためにもしているし、それは一定のリスペクトを受けるべきものでもある* ただ、家族や友達、そういったものは私達にとって同じかそれ以上に大切だが、そこではよく笑うし、ユーモアや気軽さが存在している* とても深いところでは、私達が「プロフェッショナルとして振る舞う」というマスクと、この真剣さは結びついているように思う* ユーモア、気軽さ、好奇心は、そういった真剣さを壊してくれて、私たちの人間性を取り戻してくれる役に立つ* ある組織では、どんなミーティングをするときも、1分間の静けさかジョークのどっちかから必ず始める。* それによって、気になってることや、自分自身のエゴから、気を紛らわしてくれることにもなる* SoundsTrueという組織では、パジャマで過ごすという日をイベントとして楽しむ日がある。思いきり楽しんで、社内には犬もいるので、犬のためのパジャマを用意する人もいる。* 面白いのは、ここには伝統的なヒエラルキーはあるが、マネージャーがパジャマを着ているのをも居ると、それが関係性を変えてくれる* あなたへの面白い提案としては、大小様々な形で、ユーモアや気軽さ、好奇心を、組織の中に取り入れられないか* たとえば、CEOのための駐車スペースをなくすのではなくて、それを面白おかしくした表現に変えることはできないか?など* 個人的な経験として、あるスタートアップで仕事をしていたときに、少し変わった動物のおもちゃがあった。なぜそれが始まったのかわからないが、新しく入った人は、どれかを選んで机の上に置くようにしていた。* これはとても変わった取り組みだが、自分たちの違った面を引き出す役に立っていた* こういった取り組みで、真剣さを壊すことに意味がある。マスクを取って自分たちらしく居ることができる* これは個人的な提案として、リーダーであるあなたの人生の中で、ユーモアや気軽さはどれくらい意味があるか?* もしくは、この組織の変容の中では?* ひょっとしたら、人生の中でも、気軽さやユーモアにももっと役割があるかもしれない* あなたの周りの人にも、それを一緒にもっと取り入れたい、ということを相談して頼んでもいい* パラドックスがある。もっと気軽さやユーモアがあると、同じくらい、もっと深いこと、たとえば目的に関する深いことを話せるようになる。* 一方に進むと、もう片方にも、もっと深く進めるようになる■お願い動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html■翻訳メモの全体の目次https://note.mu/enflow/n/n51b86f9d3e39?magazine_key=m3eeb37d63ed1 #組織論 #ティール組織 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート