【5.7】グループの中でのホールネスの実践の具体例(Examples of wholeness in group settings)

※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。
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■元のURL
https://thejourney.reinventingorganizations.com/57.html

■翻訳メモ
* どこから始めればいいのか?と質問されることがあります。これは未だに恐れがあることを表している気がします

* まずは、ホールネスの実践が変なことであると思わず、人として自然なことだと思ってください。親しい人との間では自然とやっていることです

* いくつかの具体的なアイディアをお話しします

* リーダーの中では、グループランチやブレクファストなどから試してみる人がいます。アジェンダがあるのではなく、好きなことを話してみてください、と。

* そういう場にすることで、リーダーに全然違った印象を持てるようになることもあります

* 他には、全社会議をしてみてもよい。たとえば四半期の結果を全員とシェアして、好きな質問をしてもらう。トップがその姿勢を示すと、それもロールモデルになります

* 1日のワークショップを何かのトピックについて開催してみることもできます。グラウンドルールがあったり、外部のファシリテーターを招いてみたり。アジャイルやリーンを始めてみるとか、戦略立案をしてみるとか、テーマは色々あります

* リトリートとなるようなスペースを持って、そこで今までと違った関わり方をするはじめ方をしてもいい

* または、実際に仕事の中で起きたコンフリクトに対して、ミーティングで原因究明をするとき。テンションが高くなって恐れを感じやすい状況です。その瞬間に全く違うところから話せるような環境を作れると、すごく新しい印象を持ってもらうこともできます

* トレーニングでやることもできます。ある会社では、毎週か隔週くらいで、内省とホールネスを実践する1時間半のちょっとした場を持っています。

* いろんなHRのプロセスでも実践できます。採用、評価、オンボーディング、など、いろんなものをリデザインすることもできます。

* トップから始めることを大事と思うのであれば、エグゼクティブコミティーなどで始めようとすることもできます

* フランスにある会社では、fablabを工場の中に設置して、そこに組織横断で人を集めて1週間のプロトタイプ作成をしてもらうとこもあります。そうやって少し職場と違う環境を設けてもいい

* サウンズトゥルーでは、ジャグリングなど、得意なことを表現する場を持ってたりする

* こうやっていろんなやり方はあります。こういう話が、何かヒントになれば嬉しいです。

■お願い
動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。
この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。
https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html

■翻訳メモの全体の目次
https://note.mu/enflow/n/n51b86f9d3e39?magazine_key=m3eeb37d63ed1

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