【2.14】新しいコミュニケーションの方法(Communicating in new ways)

※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。
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■元のURL
https://thejourney.reinventingorganizations.com/214.html

■翻訳メモ
* 無味乾燥な文章の並んだwordや、言葉の多いpowerpointの資料はもう止めてほしい

* 新しい組織に移ろうとしているのに、なぜ古いやり方でコミュニケーションもとろうとするのか

* 少なくとも、私はもうそういうものは読みたくない

* もう一方の端には、カラフルな洗練されていて、どこか権威的(autehntic)なドキュメントもある。社内コミュニケーションの部署が作ったような、ある意味で広告のようにも見えるもの

* それには、時間もお金も掛かる

* 新しい組織ではどうやってコミュニケーションをとるのがいいか?

* ときにはwordやPPTを使うこともあるかもしれないが、色んなことを試してみればいい

* たとえばビデオを撮るかもしれない。きれいなものではなく、スマホでミーティングで話したことをそのまま説明する

* それは早いし、簡単に始められるし、そしてそれでも十分に機能する

* 他には、イラストレーションの効果はすごく感じる

* 長いドキュメントを作るのではなく、イラストを書いてもらってもいいかもしれない。

* それも、外に目を向けるのではなく、社内で、誰か喜んでやってくれる人が居ないかを探してみる。

* あとは手書きの大きなポスターがあって、アドバイスプロセスです、ぜひ好きにコメントして、というほうが、wordやpower pointよりも機能するかもしれない

* 表現するメッセージのうち、どれくらいの割合が頭から来ているか?どれくらいが心から?腹の底から?

* 私達は100%頭にするようにトレーニングされているが,それはドライで冷たく感じる

* もっと個人的になって、「私達」として話せないか。また、もっと感情について話せないか、ニュートラルにするのではなく。

* たとえば、誰かが「透明性を高めるために、すべてのミーティングの議事録はサーバー上に公開されるべきだ」と提案したとする。かなり急進的な提案。

* それは冷たい印象がするし、業務連絡のようだし、それを読んでもワクワク出来ない

* 私達はこういった書き方をするようにトレーニングされている。

* もし私だったら、これをどう書くか?

* 「私達は、本当は知っているべきだったことを噂話として聞くと、とてもフラストレーションを感じる。それを防ぐために、すべてのミーティングの議事録をサーバーに上げるようにしよう」

* ほんの少しの違いだが、「私達」として話すし、どんあフラストレーションがあるのかも書いている。

* もちろんもっと個人的な書き方にすることもできるが、あくまでサンプルとして、どういう表現の仕方があるのかを考えてみてほしかった

* これまでの例として上げたビデオやイラストレーションは、全て1wayなコミュニケーション。

* 従来の組織では、多くが1wayによって成り立っている

* 新しい組織にシフトすると、非常に多くの2wayのコミュニケーションが起きるようになる

* 以前のような「私のオフィスはいつも空いている」というのは、もはや機能しない

* 多くの組織では、スペースを用意して、アジェンダもなく、すきなことを話せるようにしている

* たとえば、小さな組織ならweeklyの朝食会でもいい

* 好きな人が集まって、そこで好きなようにそこで話せばいい

* ある非常に大きな組織では、一箇所では出来ないので、ビデオストリーミング、CEOの名前をとって「Ask Michel」というのをやっていた。そこに誰でも参加して好きに質問できる

* これを何度も続けることに意味があった。やってみればいいじゃないか、と色んなことに言い続けた

* あとはブログポスト。ビュートゾルフでもやっている。これは最初は1wayだが、そこにコメントが帰ってくると2wayになっていく

* 私からの提案は、あなたのコミュニケーションを全く新しい見方で見てほしい

* 伝統的なコミュニケーションは、冷たい、頭から、短く、業務的、1way。新しい世界ではそれはフィットしない。

* 新しいやり方にむけて、ぜひ色んな実験をしてみてほしい

■お願い
動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。
この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。
https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html

■翻訳メモの全体の目次
https://note.mu/enflow/n/n51b86f9d3e39?magazine_key=m3eeb37d63ed1

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