【2.14】新しいコミュニケーションの方法(Communicating in new ways) 4 山田裕嗣 / Yuji Yamada 2018年11月19日 01:04 ※ティール組織の著者Frederic Laloux によるINSIGHTS FOR THE JOURNEYの日本語訳の個人的なメモを公開しています。 ————————————————————— ■元のURL https://thejourney.reinventingorganizations.com/214.html■翻訳メモ * 無味乾燥な文章の並んだwordや、言葉の多いpowerpointの資料はもう止めてほしい* 新しい組織に移ろうとしているのに、なぜ古いやり方でコミュニケーションもとろうとするのか* 少なくとも、私はもうそういうものは読みたくない* もう一方の端には、カラフルな洗練されていて、どこか権威的(autehntic)なドキュメントもある。社内コミュニケーションの部署が作ったような、ある意味で広告のようにも見えるもの* それには、時間もお金も掛かる* 新しい組織ではどうやってコミュニケーションをとるのがいいか?* ときにはwordやPPTを使うこともあるかもしれないが、色んなことを試してみればいい* たとえばビデオを撮るかもしれない。きれいなものではなく、スマホでミーティングで話したことをそのまま説明する* それは早いし、簡単に始められるし、そしてそれでも十分に機能する* 他には、イラストレーションの効果はすごく感じる* 長いドキュメントを作るのではなく、イラストを書いてもらってもいいかもしれない。* それも、外に目を向けるのではなく、社内で、誰か喜んでやってくれる人が居ないかを探してみる。* あとは手書きの大きなポスターがあって、アドバイスプロセスです、ぜひ好きにコメントして、というほうが、wordやpower pointよりも機能するかもしれない* 表現するメッセージのうち、どれくらいの割合が頭から来ているか?どれくらいが心から?腹の底から?* 私達は100%頭にするようにトレーニングされているが,それはドライで冷たく感じる* もっと個人的になって、「私達」として話せないか。また、もっと感情について話せないか、ニュートラルにするのではなく。* たとえば、誰かが「透明性を高めるために、すべてのミーティングの議事録はサーバー上に公開されるべきだ」と提案したとする。かなり急進的な提案。* それは冷たい印象がするし、業務連絡のようだし、それを読んでもワクワク出来ない* 私達はこういった書き方をするようにトレーニングされている。* もし私だったら、これをどう書くか?* 「私達は、本当は知っているべきだったことを噂話として聞くと、とてもフラストレーションを感じる。それを防ぐために、すべてのミーティングの議事録をサーバーに上げるようにしよう」* ほんの少しの違いだが、「私達」として話すし、どんあフラストレーションがあるのかも書いている。* もちろんもっと個人的な書き方にすることもできるが、あくまでサンプルとして、どういう表現の仕方があるのかを考えてみてほしかった* これまでの例として上げたビデオやイラストレーションは、全て1wayなコミュニケーション。* 従来の組織では、多くが1wayによって成り立っている* 新しい組織にシフトすると、非常に多くの2wayのコミュニケーションが起きるようになる* 以前のような「私のオフィスはいつも空いている」というのは、もはや機能しない* 多くの組織では、スペースを用意して、アジェンダもなく、すきなことを話せるようにしている* たとえば、小さな組織ならweeklyの朝食会でもいい* 好きな人が集まって、そこで好きなようにそこで話せばいい* ある非常に大きな組織では、一箇所では出来ないので、ビデオストリーミング、CEOの名前をとって「Ask Michel」というのをやっていた。そこに誰でも参加して好きに質問できる* これを何度も続けることに意味があった。やってみればいいじゃないか、と色んなことに言い続けた* あとはブログポスト。ビュートゾルフでもやっている。これは最初は1wayだが、そこにコメントが帰ってくると2wayになっていく* 私からの提案は、あなたのコミュニケーションを全く新しい見方で見てほしい* 伝統的なコミュニケーションは、冷たい、頭から、短く、業務的、1way。新しい世界ではそれはフィットしない。* 新しいやり方にむけて、ぜひ色んな実験をしてみてほしい■お願い動画の最後にもあるとおり、この取り組みはすべてギフトエコノミーによって成り立っています。この取り組みを支援されたい方は、以下のリンクからLalouxへのご支援をお願い致します。https://thejourney.reinventingorganizations.com/in-the-gift.html■翻訳メモの全体の目次https://note.mu/enflow/n/n51b86f9d3e39?magazine_key=m3eeb37d63ed1 #組織論 #ティール組織 4 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート