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日本ロボット学会の名誉会長であり、ロボコンの創始者。 同時に、40年以上に渡る禅および仏教の研究者。 機械としてゼロから創造しようとする営みは、「人とは何か」を追求することであり、必然的に宗教にも行き着くものらしい。 私たちがいま慣れ親しんでいる物理的な要素分解された身体観や世界の認識の仕方は、世界の成り立ちを説明する「一つの考え方」でしかない、ということを、まざまざと実感させられる。 * * * この書籍で一貫しているテーマは、仏法全体が「一つ」によって貫かれている