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オラファー・エリアソン「ときに川は橋となる」展(2020年7月、東京都現代美術館)

【2020年7月3日の記録です】
東京都現代美術館のオラファー・エリアソン「ときに川は橋となる」展を見てきた。

先週見に行った友人が大絶賛していたので、少しでも早く、と半日休暇取って。

東京都現代美術館はしばらく改装していたこともありなんだか久しぶり。10時開館で、参加型作品「サンライト・グラフィティ」(1回15分くらいかかり、一度に2人しか参加出来ない)をやるため、9:30から美術館前に並んだけど、そんな気合の入った人はいなかった。一番乗り。開館前に並んだ人は全部で15人位か。わたし含め当日券を買う人が大半だったが、前売り持っている人も何名かいて、その人たちが先に入場したので「サンライト・グラフィティ」一番乗りはならず。いや、2番目だったので、全然OKだけど。気づいていない人は展示を入り口の方から見て「サンライト・グラフィティ」にたどり着いた時にはもう12時とか13時の回しかあいていない状態でした。行く人はまず奥に進んで「サンライト・グラフィティ」の整理券を!

この展覧会は3月14日から6月14日までの開催だったのが、コロナで6月9日~9月27日の開催に。今のところ入場規制、日時指定などはしていないが、週末はかなり混んでいて、入場待ちもある模様。平日でも結構人は入っているが、密というほどではない。

光や水、霧などの自然現象を新しい近く体験として再現する作品、とチラシに書かれているが、なるほど、人工的な霧に虹の光を照らしたところを通り抜けたり、多重の光源で出来た自分の影が壁に投影されたり、「サンライト・グラフィティ」は、全身を動かしながら、自分が手にしたリトルサンというソーラーライトで闇の中に光の線で絵を描く作品。アイスランドの氷河を1999年と2019年に同じ場所で撮影した写真を並べ、氷河の後退を実感させる「溶ける氷河のシリーズ」、さまざまな実験に道具を並べた「サステナビリティの研究室」、ひとつひとつ、違ったコンセプトで作られているのに、どれも地球環境を強く意識した作品になっている。

見てない人に説明するのが極めて難しいけれど、どれも美しく、壮大だった。

会期はかなりかわってるあ、当初の予定で書かれている
サンライト・グラフィティ。下に映っている赤っぽいのがひまわりの形をしたリトル・サン。


氷河の模型
氷河の後退状況
足元の水たまりに光を当てて、反射したものが頭上に投影されている。
足元から立ち上る霧にプリズムの光が当たっている。


#美術館 #美術展 #オラファー・エリアソン #ときに川は橋となる #東京都現代美術館


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