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2019年11月の記事一覧

もっとディープなISDEポルトガル「DBの“あ〜ん”はなぜか」

もっとディープなISDEポルトガル「DBの“あ〜ん”はなぜか」

いきなりDBじゃない写真だけど。

ウェブで展開されるISDEのレポート中に、日本のライダーに対してスプーンで捕食させるシーンが映った。馬場大貴のキャラクターとマッチして、まるでカーリングの「もぐもぐタイム」ばりに、一部SNSで盛り上がっていたのを、ポルトガルで眺めていた。

エンデューロは、お昼ご飯を食べている暇はない。

もっとディープなISDEポルトガル「スムーズライドのその先にあるもの」 後編

もっとディープなISDEポルトガル「スムーズライドのその先にあるもの」 後編

スムーズな釘村のライディングとは対照的に、このポルトガルでの渡辺学はアグレッシブそのものだった。

渡辺は、いかようにも走ることができるライダーだ。運動能力に優れているから、フォトジェニックな限界ギリギリっぽい走り方もできる。

もっとディープなISDEポルトガル「スムーズライドのその先にあるもの」 前編

もっとディープなISDEポルトガル「スムーズライドのその先にあるもの」 前編

外人ライダーが来て、「さすがスムーズ。だから速い」という論調がよくあるけど、間違っていると思う。特にエンデューロは長丁場だから、スムーズで疲れない走り方が正義みたいに言われるけど、トップオブトップはまったく逆だ。

渡辺学が期間中にさらっと分析していた言葉が印象的だ。「ワールドのトップクラスが使うラインは、大きくてアウト側のバンク。あのラインを使おうとすると、僕らではスピードが足りない。だから、ク

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もっとディープなISDEポルトガル「稲垣史上、最強にドラマチックな6日間」

もっとディープなISDEポルトガル「稲垣史上、最強にドラマチックな6日間」

本当にすみません…実際ISDEが近づくと、とてつもない多忙さにまったくこちらが更新されていませんでした。帰ってきて、ようやくゆっくりしはじめたので、お詫びの意味もこめてポルトガルについて綴っていきたいと思います。

まずは、ISDEポルトガルがいかに前代未聞だったかについて。

落胆のDAY1-2、そして興奮のDAY3-4あまり普通のレポートに書かない部分として、ISDEの運営組織がある。ISDE

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