シノハユの聖地、島根県に行ってきた。【1日目】
『シノハユ the dawn of age』の舞台である島根県に行ってきました。
いわゆる聖地巡礼というもので、漫画のコマに背景として描かれている場所へ実際に行ってみるというやつです。
準備
聖地巡礼が初めてなもので、咲-Saki-の舞台に行くならまずは島根!と決めていたので島根にしたのですが、右も左も分かりません。
まずは準備として、偉大なる先駆者様たちの探索を参考に、地図に漫画のコマの位置を描き出してみました。
これが最強のシノハユ訪問マップだ!!!
字も線も汚くてスミマセン、完全に自分用なので何も読まないで欲しいのですが……。
とりあえず大雑把な道の概略図と、主要なコマの巻数とページを描きだしました。
かなり適当に、縮尺も距離も考えずに作ったのですが、結果として役には立ちました。
「この形の交差点の近くにはこれがあるはずだから……」と自分の地図で記録した場所に来たら漫画を開いてコマを確認。
「おお、あったあった!」と少し時間をおいて感動を覚えるわけです。
流石に、風景を見ただけでコマを言い当てられる能力は持っていませんからね。
出発〜松江駅
東京からおよそ6時間、新幹線やら山陰本線(やくも)に乗って島根県に辿り着きました。
旅行はこの行きの電車がとても楽しい。
新幹線では朝食がてら幕の内弁当を買って食べました。
いくつかお弁当が売られていたんですが、色んなおかずが入っている幕の内弁当にしました。
色んなおかずが入っている方が満足度は高い。はやりちゃんの言ってたラブオブバラエティーとかいうのですね。
やくもに乗って窓の外に流れる風景を楽しみながら、しっかり持ってきたシノハユを読んでいました。
いまからこの世界に行くんだとワクワクが高まるばかりです。
くにびきメッセ
松江駅北口を出て右を進むと、大会会場のモデルである「くにびきメッセ」がありました。
初めて来たのに、まったく初めて来た気がしない!
ここでいつか小中学生の麻雀大会が開かれたらと思うと胸が熱くなりますね。
なんて見た事のある場所だ!
当日は気温30℃を超えており、直射日光も強く、くにびき大橋を渡りながら暑すぎてもうダメだと思っていましたが、くにびきメッセ内は涼しく少しだけ気力が回復しました。
ほぼホームですね。
多賀神社
くにびきメッセから徒歩1時間、「多賀神社」にやってきました。
疲れた。
ここまで歩くとちょっとだけ遠いんですよね。
松江駅と多賀神社の間に川が流れていて、直接行ける橋がかかっていないのでぐる〜〜〜!と回り込む必要があるんですね。
それに天気は快晴30℃超え、事前に分かってたとはいえちょっとつら……
良〜〜〜!!!
まだかまだかと歩き続けていると、住宅街の中からひょこっと鳥居が現れるのです。
これがとてつもなく嬉しい。
苦労して歩いたからですかね、神的なものを感じたんでしょうかね、私も漫画を描くならここは絶対登場させます。
まあ、1時間歩いてきたということは、1時間歩かないと帰れないということなのですが……。
道中でバス停を見つけたので、次回来る時は片道だけでもそれに乗るか、レンタサイクルとかレンタカーの方がいいかもしれませんね。
行きはまだ余裕があったので色々風景を眺めていたのですが、鳥が多い印象でした。
鳩とかカラスとか雀の他にも色んな鳥がいました。
鳥に詳しくないのでこの白い鳥が何という鳥なのかすら分かりませんが、白築慕と鳥さんの関係は島根の生態から来ているのかもしれませんね。
玉造温泉
松江駅からバスに乗り、宿のある玉造温泉へ。
ここはもう凄いですね。
歩けば向こうから聖地がやってきます。
玉湯川を渡る橋とか、全部どこかのコマにあったような気さえしてきます。
そしてシノハユにたびたび登場してくる屋根付きの建築物。
めちゃくちゃラッキーなことに、空には虹がかかっていました!
しかもよく見ると二重虹。
二重虹は夢が叶う、幸運が訪れるなどと言います。
シノハユ、アニメ化してくれ!!!
炎天下の中でちょろっと降って若干涼しくしてくれたので恵みの雨だなんて思っていましたが、まさか虹までかけてくれるとは。
今回の島根旅行で間違いなくベストショットです!
ここの風景、立先生もお気に入りなのか何回か出てきます。
最近のだと16巻の目次にも見開きで載っています。
川の流れと、小さな滝と、山と、空と、そして小屋が収まっているのが良いんでしょうか。
私もこの風景好きです。
1日目終わり
宿にチェックインして、温泉に浸かって、夕食を済ませてシノハユを読んでいました。
シノハユの舞台のど真ん中である玉造温泉でシノハユを読むという至福。
こんなに楽しくていいのかな
うん。いいんじゃないの
2日目に続く。
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