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韓国の有名な漫画の大学の話を聞いて日本とちょっと違うんだな〜と思った話

初めまして。
縦スクロールコンテンツの事業に携わっている遠藤と申します。

この記事では韓国のPOPCONに伺った際に、何名かのWEBTOON作家の方やプロデューサーの方にお話を伺うことができたので、その内容を記載しています。

韓国は「有名な漫画の大学は?」って聞かれると誰しもがここ、という大学があるそうです。「チョンガン文化産業大学」はPOPCONでもブースを出展しており、当然のようにこの大学だよね、という話になっているそう。POPCONには他にも3Dアバターやゲームなどをプッシュした学校が出展しており、見た目だけだと企業との違いが分かりませんでした。それほど学問としてエンタメを学ぶことが身近なのかなとも思います。

逆に日本で有名な漫画の大学はあるんですか?と聞かれたところ「専門学校などは数多くあるものの、ここは有名で…みたいなところはあまりないですね」とお話しをしたところとても意外という反応をされました。
調べてみるとそもそも日本で漫画の学部がある大学が京都精華大学くらいのようです。(学科は他にもありそうですね)
考えてみると作家さんの出身大学などはあまり気にしたことがなく「大人気漫画家出身の大学です!」というのもあまり見たことがありません。

また、韓国は漫画を独学ではなく、大学(4年大、短大)で学ぶことが非常に多いとのことです。大学では日本の横読みの白黒漫画の描き方も学ぶ上に、WEBTOONに関するある程度の工程(企画、脚本、ネーム、線画、着色)全ての工程を学ぶとのことです。全てを学んだ上で、自分が一番あっているものを選んで、就職先を選ぶとのこと。なんとなくですが、韓国は大学入学時点から仕事や就職の為にクリエイティブを学問として学ぶ人が多いのかな、と印象を持ちました。

この辺り、韓国の教育事情と日本の教育事情を調べて比べてみてもまた文化の違いがわかって面白いかもしれないです。

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