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就活していると全人類を嫌いになってしまいそうで悲しい

どうも山ぱんだくんです。恋愛診断をやったら、どうやら無邪気で中性的でお子様みたいで甘えん坊の美少年が好きらしいです。いや、そんなんみんな好きやろ。好きです。

さてさて、山ぱんだくんと月曜の理屈
第四十九回は「就活していると全人類を嫌いになってしまいそうで悲しい」
まだ二つ目(一つ目は多重人格?と言われて落とされた)なんですけど、もうね、出来る気がしない。無理だこれ。

第四十九回 就活していると全人類を嫌いになってしまいそうで悲しい

先日、御社ァの(どうでもいいが、なんだか就活生がみんな揃いも揃って御社御社言うの面白すぎて、いざ自分が言おうとすると「お、御社ww」となってしまう。なので面接では言わないように心がけている。この響き面白すぎじゃない?まじ御社ァ。)の面接を受けてきた。学生三人に対して面接官一人の集団面接。名前順に同じ質問をされるのだけど、いやあ、他二人がよう喋る喋る。一つの質問に対して五分くらい喋ってるんじゃねえか…?という必死なマシンガントークに圧倒されるというより最早ドン引きである。

名前順で僕は最後だったのだけど、一つ目の質問で順番が回ってきた時点ですでに全体の半分の時間は過ぎていたんでなかろうか。先の人の答えに内容を被せたうえで食ってしまうようなネタも持ち合わせていたが、それをやったらなんだか可哀そうだなと思い結局は簡単な内容をサラっと答えるに留めた。面接官が時間を気にしていたというのもあった。全体のバランスを考えずにとにかく自分をアピールした者が勝つような世界なら、もうそこには居たくなかった。

面接が終わると真っ直ぐにカラオケに向かった。一人、狭い部屋で大好きな歌を大声で歌いながら涙が止まらなかった。
隣に並んだ二人のガツガツ感が怖かったし、そんな人間だらけの世界が悲しかった。就活をしていると、全ての人の言葉に裏を感じ行動が利己的に響く。仕方のないことだけど、僕の貧弱な心臓ではそんなヘイトの高まる状況に耐えられそうもない。
だから僕は今日も静かに目を閉じる。
明日はなるべく誰のことも嫌いにならずに済みますように。そんなことを祈りながら。

#就活 #エッセイ