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ごめんね

 どうもよなかくんです。三連休何してる?僕は畳んだ敷布団の間に挟まってる~。

さてさて、よなかくんと月曜の理屈
第一一九回は「ごめんね」

第一一九回 ごめんね

お昼、カフェの間引きされたカウンター席でおばさんの隣に座ろうとしたら「そこは一つ空けて!」と言われた。その後言い訳するように「…あ、あの、後からもう一人くるから…」と続けたが、絶対嘘じゃんと思った。

絶対嘘じゃん、と思いながら「あ、すいません。」と言って別の席に座った。それから十五分くらいおばさんの隣には誰もこなくて、コーヒーを飲みながらやっぱり嘘じゃんと思った。

まあ、いいんだけどさ。そんな風に思っていたら、少ししてから「やーごめんごめん」と言いながらおじさんが入ってきておばさんの隣に座った。おばさんは「遅いよ~…」とか言ってた。
…普通に嘘じゃなかった。

ごめんね。と心の中で謝った。おじさんが来るまでの間、心細くて気まずかっただろうな。

そんな些細なことで疑ってしまったことが、とても悲しかった。


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これ、といった決定的なものはないのだけど、日々のニュースだとか、仕事上でのこととか、こまごまとした出来事だとか、悲しいなあと思うことが最近多すぎて、それを怒りに変えるほどのエネルギーもなくて、その蓄積が重すぎて、ただただ悲しくて丸まっています。今までってどうしてたっけ。ここまでじゃなかった気がする。なんか、よく分からないです。今週はもう無理かなと思ったけど、とりあえず、書けたな、って感じで。山の日。