ライ麦畑で花火してえ

どうもよなかくんです。今日はちょっとギョッとする感じですけど、体力があったらどうぞ。

第一ニ◯回 ライ麦畑で花火してえ

花火、したくないですか。僕はしたいです。お盆休みも特になくお祭りも花火もなく終わっていく八月。コロナのせいでしょうか。いいえ誰でも。人混みが嫌い、花火の音大きすぎて怖い、と毎年文句を言っていたのに、ただ暑いだけで過ぎていく夏には文句を言いたくなります。ていうか暑すぎだよね、これ。駅までの道のりだけでかく汗がすごい。だらだら汗をかきながら僕は毎日会社に行っていたけれど、世間はお盆休みだったということで今週はジャンプがないじゃないですか。毎週月曜日は最寄りの隣駅で降りて小さいけれど細やかに頑張っている本屋さんでジャンプと文庫本を買ってひと駅分歩いて帰るのだけど、ああ、あの金髪の子、今週はジャンプがないから来ないのかってお店の人が思ってくれたらいいなって思うので今週は行かないでおきます。お店の人と特に言葉を交わしたことはないので僕を認識しているかどうかは知らないけどさ。そういう想像だけで十分楽しめちゃうからね、僕は。月曜日から金曜日まで会社に行くようになってようやくジャンプがどうして月曜日に出るのか分かったし、給与明細を初めて見てようやく人々が国に対してどうして怒っているのかが分かった。税金と年金って高いんだね。しっかりやってくれよって思うわ。そりゃ。土曜日に大きな本屋さんに行ったら「アクタージュおひとり様一点まで」と書いてあって本屋ではそれは初めて見たなと思った。これに関してはもう何も言えないです。悲しいことが日々多すぎるね。夜中に短い眠りから覚めると、怖い夢を見ていたわけでもないのに何故か悲しくなって泣いてしまいます。誰かの代わりに泣いているんだろうか。そんなことは今に始まったことではないけれど、冷静に考えたらこれ夜泣きじゃんと気づいた。赤ちゃんか。ペンネームよなか、じゃなくて、よなき、にすればいいのに。YONAKI。そういうアーティストいそう。…これ何才まで続くの?あと最近「『それってどんな気持ち?』が口癖だよね」って言われて確かに一番人によく言う言葉だなと思いました。人の三連休の過ごし方には大して興味がないけれど、インプットとアウトプットの間にある感情とか思考のプロセスには興味があります。今、どんな気持ちですか?これを書いているのは日曜の夜で、思いつくままに弾丸のようなスピードで言葉を打ち込んでいます。いつまでも無限に打ち続けてしまいそうだから今日はここまで。これって実はライ麦畑でつかまえてと一緒なんだよ。言いたいことは一つだけしかない。

花火、したいね。

#エッセイ #日記