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よなかくん
2021年11月21日 18:08
短編小説が好きだ。もちろん長編小説も好きなのだけど、短編小説の短い時間でさらっと読めるのに何か残る感じ、その鋭利さ鮮烈さとひどく具体的で詳細な世界にグッと近づいたと思ったらすぐにフイッと力なく離れて、本当にそこにあったかどうかも曖昧になってしまうような存在感が。ありがたいことに世の中にはたくさん短編小説の本があって、しかしその全ては「短編集」という形でしか存在しない。おかしなことだと思う。