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事実と心

世の中は理不尽だと、日々感じる。

どうして、この性格になったんだろう。

どうして、こういう考えに縛られているのだろう。

大抵の場合、家庭の影響や学校の中で植え付けられた価値観がそのままその人に移ってしまっている。

高校生に話を聞いてきて、一番感じるのは、お金に凄く執着していること。

確かにお金が世の中の中で大きな価値を持っているし、銀行なんかはお金を持っていない人とは話すらしてくれない。

お金を持っていないと、飯も食えないし、家にも住めない。

上級国民が車で人を撥ねても逮捕されずに金で解決することもある。

それらは事実だ。

けれど、これは今の事実であって、変えることができる。

生まれた時から金くれ。金が最強と思っている人なんていない。

小さい時は、宇宙飛行士になりたい。サッカー選手になりたい。

何者にでもなれると思っていたし、そこに稼げる稼げないは関係なかった。

お金を求めて仕事をしているのもカッコいいけれども、

もっと、ロマンとかやりがいとかを求めて欲しい。

プライドのないライオンに肉を見せるとライオンは飛びついてくるだろう。

けれど、人間は飯を渡されてもそれを食べると恥ずかしいとか、負けた気になる時には、

食わないという選択ができる。

人間が持つ美学やプライドという特権だ。

また、収入と幸福の関係性は低いという研究結果も出ている。

本当に環境が重要だと実感する日だった。

生まれたところの理不尽さは事実だと思う。

けれど心は、

シフトすることを考えなければ成長しない。

理不尽さやお金の支配などが、事実であったとしても、

100%それが占めておるわけではないからだ。

30%くらいは自分の意思で決めることができる。

例えば、他人のせいにする人がいるが、

70%他人のせいであるという事実があったとして、その事実をそのまま受け取り続けていたら次も同じことが起こる。

けれど、自分のせいだと考えて、何がいけなくてこうなったのか。

どうすれば次、方向を変えられるかを考えていれば、

3回目で事実にも変化が起こる。

事実と心は反した方がいい場合が多いということを伝えたい。

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