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【LGBTQ】勉強会(2023年11月)

7月に続き勉強会を開催しました。今回は最高裁判所から出された「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」に関する司法判断についても盛り込みました。
今回は、社会福祉士を目指す大学生や、教員志望の高校生にも参加いただき、主催者としても未来に希望を感じられる会となりました。
日々のお忙しいなか、また勇気を出して、足を運んで下さった皆様、ありがとうございました。

日時:2023年11月18日(土)13時半〜15時40分
場所:喫茶蓮の葉
参加人数:13名(行政関係者1名、教育関係者2名、医療従事者1名、福祉関係者1名、報道関係者1名、学生7名)

内容:
前半は講義形式で、知ることの動機付けから入り、基礎知識、世界や日本国内の流れ、理解増進法、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」に関する司法判断、大分県の状況について取り上げました。
後半では講義を受けて、小グループに分かれての共有を行い、最後に全体で共有を行いました。

当日資料の一部

≪参加された方の感想≫
・短い時間でしたが、身近に多くのフィルターがあることに気づきました。
・自分が知らないところで大分、日本、世界が動いていることを知ることが大事だと思いました。また、発信することの大切さにも気づきました。人と人との対話を大事にしたいです。自分の中で何かがかわった気がします。その何かはこれからじっくり考えていきたいです。
・もんもんとすることは良いことだと考えられた。よく、マイノリティはグラデーションだみたいな言葉があって、自分も正しいと思っていたが、あえて明確に区別する必要があったりするのかなどまだ疑問。
・法律の多数派の定義から、言葉の定義の難しさを感じました。
・共有することの大切さを学びました。偏見や一言の重みを改めて実感する場だったと思いました。他の方と自分の意見を伝えることで自分の偏見を知れてよかったです。
・自分の中でモヤモヤとか気になってたことを他の人が言語している人が多くて、腑に落ちたことが多かった。でも、逆にもっとモヤモヤしたこともあったし、自分の中で何か変化が起きているけど、それが何か言語化できていなくて、今もモヤモヤしている。正直高校に入ってきついことや疲れることが増えて、考えることから逃げていた。言語化できている人たちを見て、自分の力の足りなさをよく感じたし、将来子どもと関わる人として、言葉でうまく伝えられる人になりたい。自分のフィルターにも気付けた。多くの刺激を受けた、自分の中で大切な機会になった。今日、自分の中で今まで気付けなかったフィルターに気付けたし、柔軟な人として成長していきたいから、色んな人が思うフィルターや疑問をもっと知りたい。
・若い世代が、日常の中でLGBTQについて、とても自分ごととして考えていることがわかり、非常に明るい気持ちになれました。
・少しずつ社会の意識が変わってきていることを感じました。来てよかったです。

組織からの研修依頼も承っております。114endne@gmail.comまでお気軽にお問い合わせください。

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