見出し画像

僕と読書の間には苦楽の道がイッパイアッテナ

皆さんは
人生で初めて本を一冊読み切った

という子供の頃のことを
覚えてますでしょうか?


今回、読書をテーマに
私の体験談を記事にさせていただきますが

一冊の本を最後まで読み切るまでの
涙なしでは語れない』幼き思い出と
本について そして今感じること

を書いていきたいと思います!


まず、私の読書との向き合い方
について紹介したいと思います


私の中(この記事の中)でいう『本』の定義は

ほとんどのページに絵が付いてない
ザッと100ページ以上ある本

を、ここでは指しています!



ページをめくるごとに
絵が常に載っている短めの本などは

ページ数も少ないため
サラッと読んでましたが

分厚い本については
ウッ、、
となってしまって昔は抵抗感がありました



はじめて『』を読み切ったのは

驚く人もいるかもしれないですが

小学4年生です


それまでの人生では
金輪際、一冊も
読破した経験がございません、、、orz


ハリーポッターの本が流行りに流行ったときも
映画を観るまで
友達らが「どこまで読んだ!?」「面白いよねー!!」などキラキラと話している話題に
ほとんど着いていけませんでした



ここから少し
幼き僕の思い出話をさせてもらいます

—————————————————————

「本は読んだ方が良いよー!」



母親によく言われてました


小さい時から
絵本を読んでもらってたのですが

幼き頃の僕は
このフランシスとか凄く好きでした

(特にこのジャムつきパンの話で出てくるミートボールスパゲッティがどーしても食べたくて、家で再現して作ってもらった記憶があります)


ただ、前述の通り
絵のない本が苦手と言いますか、、

『文字のみから情景を頭で想像する』
ということがピンときておらず


図書館で借りてきても、気が進まず
テレビやオモチャに目移りする

というのが定石でした


そんな息子の将来を心配する母

本を読んで欲しいという想いから
見兼ねてわざわざ買ってきてくれました


「これはね、絶対泣けるから!!」


と母親に言われました


それは 名作 フランダースの犬 でした

絶対に泣ける、、?

そうなんだ、、!


言葉の通りにしか受け取れなかった
幼き僕(まるでル◯ルフのよう)


これがなぜか僕の中で
変なプレッシャーがかかりました


早速読み始めました


そして、『その時』はすぐに来ました


何を思ったか、僕は序盤の序盤


パトラッシュが初めて出てくるところ



金物屋のおじさんにムチで叩かれているシーンを見たときに、ピーーーンと来ました!




あ!!泣きどころは、、、ココだ!!!!!



僕は

子役が演技で泣くシーンばりに

可哀想、可哀想、可哀想、、、


これは本当に可哀想なんだ、、


ムチで打たれて歩かされるなんて

あまりにも酷すぎる、、!


必死に感情を高ぶらせました、、!!!




そして、やっとの思いで

絞り出した涙を母親に見せに行きました!



「ねぇ!見て!!」

と僕がキッチンに向かうと


「どーしたの?!」

と母親は当然びっくりします



え、、?!
いや、どーしたって、、、、?


この話は泣けるって言ってたよね、、?


ココじゃないの、、、??


僕が読み進めたのは、僅か10ページ程度


今も実家にあるこの本には

他のおウチや図書館では

『あるはずのない場所』に

涙で滲んだ跡があります



後に、『泣ける話の悲劇』 と呼ばれた(母親に小馬鹿にされた泣き所のすれ違い)この事件


最近母親に、この事件の話を確認したら
これは小学1年生の話だと判明しました


僕の読書人生は、困難を極めると

恐らく、この時点で
誰もが容易に想像出来るかと思います...




とはいえ、ひとりっ子の僕自身の中では

幼い時から指人形やオモチャなどで
空想して1人で遊んだりするのは得意でした!

想像力が無かったか、、?

というと、そうでもないような気がしてます



今思うと フランダースの犬も

泣ける という 

『泣けるのが良い子で偉い』


と勝手に頭で変換されて

『泣きどころを探す』


ことにフォーカスされてたようにも思います


人には十人十色の個性があるように

本を読んだ感想も
十人十色で良いはずなので


絶対泣けるという謳い文句も
子供心には、あまり必要ないのかなと

個人的には後から思いました


(記憶の片隅では、その後本の20%にも満たないところで挫折してしまいましたが、その後はアニメをキッカケに読みました)


そして、初めて読み切った本についてですが

そのタイトルは(記事のタイトルで気付いた方もいるかもしれないですが)

ルドルフとイッパイアッテナ



でした!!



なぜこれが読破出来たのか?


これがこの記事の
核にもなりそうですが


小学校の授業で
週に1度、読書の時間割がありました


その際に担任の先生が

このルドルフとイッパイアッテナ
の冒頭部分を授業で

クラス全員に読み聞かせしてくれました


話がめちゃくちゃ面白かったのを覚えています

そして、その読んでもらったとき

図書室のどの辺で
先生が椅子に座りながら

あのインパクト強めの赤い本を読んでくれたか

今でもなんとなく
その情景を覚えています


何故読みたいと思ったか?


内容もそうですが

たぶん
先生の読み方が上手かったんだと思います

小学4年生だと
読み聞かせしてもらうことは
恐らくそう多くないので
改めて読み方を知る機会となった気がします


感情を込めて、しっかり『間』を取り、
何が起きているかがイメージできるように
1シーンごとに確認しながら

工夫して読んでくれてた気がします


冒頭の
『文字のみから情景を頭で想像する』

正にこれが
しっかり出来たということだと思います


これを機に、すぐ図書館でこの本を借り

一気に読み終わりました!!



この一冊読破後も
そこから本をたくさん読むようになるまでは

少し時間がかかりましたが
徐々に徐々に成長し

今では本が大好きです!!!



—————————————————————

ここからは
今、私が感じることですが


たぶん
それまでの僕の読み方が

ヘタクソだった

いや、好きになれるような読み方を

僕はまだ知らなかった

習得出来てなかったんじゃないか

と思います

話としてはこれで終わりですが


もし、読書が嫌い
というお子さんをお持ちの方は
仮に小学生だったとしても

僕と同じく まだ分かってないだけ
って事なのかと経験則上は思います

私自身は20歳頃から
本屋に行く回数が急激に増え

マンガは前から好きでしたが
どんどん色んなジャンルの本を

読むようになりました

本屋に行かない月はほとんど無い程で
月に2冊くらい読むような習慣がつきました


たぶん歳を重ねるごとに
本を読みたくなる時期ってのが

誰にでも訪れるはずなので
心配要らないかなと思います


出来ないことは
これから出来るようになるための
ノビシロなので


その貯まりに貯まったバネの力は

ある時をキッカケに
一気に解放されるように思います!


伝えたいこととしては

幼いときに本を読んでないからと言って
心が育まれないとは思わないです

他人の気持ちを理解することなどの学びのキッカケが鬼滅の刃でも全然良いと思います

(ただ、子どもの頃に本を読むときのワクワク感というものが、どーいうものなのか、当時の僕はそれを味わう経験がほとんど無かったということ、それは勿体ないのかもしれないです)


あと、25歳頃から
本を読んでいる最中や読んだ後などに
よくスマートフォンのメモ機能で
思ったことを書き留めるようになりました


また、今働いている仕事に関して

毎日多くの人とメールやチャットなどで

文字だけ』の
コミュニケーションをしています



本を読むことと文字のコミュニケーション

当時の僕』からすると考えられないですね



この僕(私)と読書の間の苦楽の経験が

『文字だけで伝えるこの記事で』

誰かの何かしらの役に立つ
キッカケになったら嬉しいなと
そう願います

以上になります!


今回の記事は
こちらの企画に
エントリーさせてもらってます!

「読書ってステキだ!」
をテーマにしたコンテストを企画してくださってます!
その心配りに感謝の気持ちも込めて
今回、挑戦させていただきました!
こちらの記事にて
詳細見てもらえると幸いです!



ちなみに私が

『読書ってステキだ!』

と思うのは

その本を通して

『時代を超えて通じ合える』

という点です



文字を受け取ることで 過去の人から

文字に 起こすことで 未来の人へと

繋がっていきます


それは

ここで、このnoteのアプリで記事を

書くことも 読むことも

全く同じだと思います



つまり、ここにいる

noterさんは  みんな
執筆家であり 読書家である

記事を書いた人の気持ちを

尊重してくれている優しさを持っています



これは 私にとっての

『noteってステキだ!』

になります



最後まで読んでいただき

ありがとうございました

この記事が参加している募集

忘れられない先生

もし共感いただければサポートいただけると非常に嬉しいです!!!是非ともWIN-WINの関係を構築させて頂きたいと思っております!!\\\\٩( 'ω' )و ////