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お菓子で振り返る京都〜出町ふたば

観光客にも有名な出町ふたばさん。火曜と第4水曜が定休日。ちなみにお正月休みはかなり長い。

豆餅がとても有名でおいしいんだけど、豆餅だったらデパートで買えるしもう何度も食べているので、私はお店でしか出していないお菓子、特にその季節のものを買いに出町柳まで行く。出町柳というか河原町今出川上ルだね。お会計は現金のみなんだけど、交差点に銀行もあるから、キャッシュが無い時は寄って下ろしていけるのも安心?

観光客も集まってくるんだけど基本的には質の良い街のお餅屋さん。肩肘張らない良心的な価格で日常用のお菓子を出している(逆にお茶席などで使うものはあまり無い)。
ちょっと出遅れると大混雑でひどいことになる&お昼過ぎだとだいぶ売り切れているものもあるので、私としては観光客がまだ北の方まで上ってきていないことが多い10時前に行ける日を作って買いに行くことが多い(近くに下鴨神社もあるので、下鴨さんでイベントがある日は避ける)。

特に9時前だとだいぶスムーズ。列も店舗前の1列があるか無いかくらいだったりする。ただ、開店直後だと、まだ出来上がっていないお菓子もあったりするので要注意。

もう7月に入っていたけどまだ水無月があった。しかも白小豆のものを発見。初めて見た。お団子は歌舞伎だんご。どこが歌舞伎なんだろうと思っていたら、色でじゃない?と、その日に会ったちょうど歌舞伎好きな大学の先輩に(写真を見せて)言われてなるほどと思った。

本わらび餅。流通品のわらび餅って、わらび粉をほとんど使っていないものも多いんだけど、ちゃんとしたわらび餅は、見かけたら買う。

葛まんじゅうがまだだということだったので、第一陣で買ったものを糺の森の川辺(よく使うお気に入りスポット)で食べた後、戻って買った(やっぱりこの時期は葛菓子でしょう。これは宿まで持ち帰って冷やして食べた)。

その時もまだ行列はできていなかった。宵山前の平日だったし。ちなみに葛まんじゅうにも白小豆があった(左側。右はかぼちゃあん)。

私はだいたい買ったものは御苑か糺の森のベンチで食べてしまう。持ち歩くのも重いし柔らかいものが多いから崩れたり潰れたりしてしまうしね。
ふたばさんのお餅類は期限が当日中。保存料を加えていないことと、固くなって食感が落ちることが主な理由だと思う。だからお土産用途としてはちょっと使いにくい。やっぱり街の人のための親しみやすい日常のお店という感じで、そこが好きなところでもある。

今回買ったものはちまき(翌日期限だった)以外、その日、というか買った午前中に食べきってしまった。そしてその後も、当然のごとくお昼におやつにとあれこれ食べ続けた。。過食おそるべし。胃腸が強いのも困りものである。

そういえば、私は1人だし期限のこともあるから使ったことはないけど、ある程度のまとまった個数であれば、事前に電話予約をしておけば、約束の時間に列に関係なく受け取りをすることができる模様(並んでいる時に予約の人をしばしば見かける)。

デパートは店舗休業日以外の確か11時くらいから、豆餅のみ(高島屋は最少2個、大丸だと3個からだったかな)取り扱いがある(伊勢丹にもあるかもしれないけど、滞在中の早い時間に駅まで行くことがほぼ無いので詳細不明)。わりと狙っている人が多くて無くなるのも早いので確実に買いたい場合は要注意。

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