なんか書いたほうがいい

定期的に文章を書いていた頃は、脳みそがしっかり片付いていた。必要な言葉がどこに収納されているかわかったし、それらをどの順番で並べれば自分の考えていることをトレースできるかもよくわかった。つまり話すのがうまかった。今よりは。
今は脳がぐちゃぐちゃで、どこになにがあるかわからない。引き出しを開けてもラベルと中に入ってる単語が合わなかったり、そもそも空だったりする。ドイツ語が出てきてしまったりもしょっちゅう。そこでパニックが起こり、単語をうまく並べられず、支離滅裂な文章を作り出す。話すのが下手。説明はもっと下手。

つまり文章を書かないと脳が片付かなくて話すのが下手になり、頭の悪さが露呈するということ。書く習慣があると、単語の意味とかも調べるしね。

本も月一冊くらいは読んでいるのだが、なんというかアウトプットがないとインプットの質も落ちるよう。日本人が外国語を話せないのと同じか。

書きたいことは山ほどあるのに、筆がすすまない。もといタイピングがすすまない。いやラップトップを開け机に向かうとかが一番のハードル…。毎日ご飯つくって食べてお茶飲んで本読んで映画観て編み物してたら書く時間なんてないんだよな。そんな受け身の生活でいいんか?!別にいいと思うけど、なんとなく充足感は得られないよね。初めてセーターを編み上げたときは達成感でいっぱいだったけど、今は靴下編んでも時間の無駄みたいな気がしちゃう。今はミシンでワンピースが縫いたいよ…しかしそれも結局ほんとうに自分が手にしたいものを作っているわけではないので、満足度の高い達成感は得られないんだよな。ほんとうに自分が手にしたいものってなんだ?人生きびしー

保険と経済の勉強しつつスポーツ教室開いて小金持ちになったらこっちで大学入り直してロシア語で日常会話できるようになってその頃には高得点でC2受かるくらいドイツ語流暢になって小説書いて評価されて毎年一冊くらい出版されて法律系の資格とる、みたいな近未来だといいな。今後5年くらい。

5年前も似たようなこと言ってた気がするけど、ドイツ語に不自由しなくなったし就職したしスポーツ教えてるし、人生ちょっとは進んでるね。過食嘔吐もリスカもODもぜんぜんしてませんし…こんな適当なのに生きてていいのか?と思う日も多いけど、誰にも殺されないということは生きてていいということなのでしょう、と納得できるくらいには図太くなったね。

深夜だったのが早朝になりました。おわり

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