学校の裁量拡大 #212
1コマ40分にするニュースを受けて、様々な発信がされています。
「背景には、子どもの学力や教育環境の地域間格差が広がっていることがある。各校が画一的な授業を横並びで実施しているだけでは対応が難しく、裁量拡大によって学校現場の創意工夫を促す狙いがある。思考力育成を目指した探究活動や、基礎学力定着のためのドリル学習など各校がそれぞれの実情に応じて指導に生かすことを文科省は期待する。」(讀賣新聞オンライン)と。
まず、私は一昨年度から、業務改善部として教師にとっても子どもにとっても余白が生まれるように日課にすべく動いてきた。コツコツと根回しをして、この前の職員会議で、やっとの思いで日課を変えることができました。そこでのこのニュース!本音を言うと、「遅いよ!」「今までの私努力は!」など思いましたが、個人的には前向きに捉えています。
「画一的な横並び」を捨てる
学校の一番悪いところが「画一的な横並び」です。何をするにしても、校長の判断ではできずに、足並をそろえようとするところ。これでは学校の特色なんてものはありません。各校が創意工夫をすることを推進する形になるのだから、そんなことは言わせません。学校のリーダーの校長先生にがんばってほしいです!
と言いながらも、「市でそろえる」なんてことになりそうですが、学校ごとの裁量が拡大することに期待しています。
何を大事にするか、考えるきっかけに
生まれた85時間を何に使うか。これを話し合うことに価値があると思います。
クラブ、委員会の時間を増やす
探求の時間
休み時間のばす
早く帰す
学級会や学級レク
昼休みを長くする
ドリル学習
主語は、子どもたち。毎日ドリル学習などは絶対に避けたいですね。何を大事にしたいか。どんな子どもたちを育成していくのかを学校全体で話し合うきっかけになると思います。
以上、エンチャントでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?