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自分学びの時間 2回目

 算数の「たし算とひき算の筆算」の単元が終わったので、「自分学びの時間」の2回目を行いました。
 どんな時間なのかの概要は、バックナンバーに書いてあるのでご覧ください。
学びを渡す まず一歩!|エンチャント先生@小学校 (note.com)

子どもの反応①

 今回は、前回欠席していた「気になる子」が初めての「自分学びの時間」に臨んだので、よく観察していました。この子は、昨年度、勉強に対するやる気がなかなかおきずに、授業中立ち歩いていた子です。今年度は、頑張っています。
 こういうふうな時間だよ、と説明したあと観察していると、とても集中して、最後まで取り組んでいました。ふり返りには、「そのとき休みだったけれど、やってみたら面白かった。」と書いていました。一度集中すると、のめり込めむ子なので、頑張ってくれると思っていました。

子どもの反応②

 一斉授業のときは、何度口頭で指示をしても教科書を開かない子が、自分学びの時間には、「えーと次は、このページか。」と自分で開きます。「自分学び」という名前にしたことで、学びが少し子ども主体になるということなんだと思います。先生から一律一斉一方的に教わる学びよりも、意味があるのはここだと思います。

子どもの反応③

ふり返りに多い言葉は

・集中できた
・最後までできた
・楽しい、面白い

でした。

 しかし、一人正直に「ちょっと集中してできなかった。」と書いた子がいました。その子は、自分のことを客観視できる子なんだと思います。とても優秀だし、そうやって自分に厳しくふり返ることができているので、すごいね!と声をかけました。その子の学んでいる様子は、友達4人とちょっとふざけてしまっている様子でした。注意するほどではないですが、もっと頑張る力があるのにな、と思ってみていました。終わったあとに尋ねてみると、一人でやったほうが集中できたかもしれないと言いました。次の時間も自分学びにしました。その子は、一人で学ぶことを選択しました。とても集中して、自分の予定表の内容を終えました。

 以上、エンチャントでした。

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