「大草原の小さな家」の残酷さ
「大草原の小さな家」が再放送されていると聞いて、子供の頃「トムとジェーリー」と並んで大好きで、ローラの生活に憧れていたので、YouTubeで少し探して観てみたら、
娘三人と妻を乗せたぼろぼろの馬車をロバに引かせて、増水している川を渡る。
番犬は走って馬車についてきていたので、川に流される。
夜、ドアのない小屋の周りに狼がうろつく。
とか、耐えがたいシーンが一話に何か所も出てきて、子供を守る主婦目線で見たらとんでもない話だったけど、自分が子供の頃は結果オーライでハッピーエンドなら気にならなかったらしい。
その他にも、いじわるな友達ネリーを、(たぶん一時的に?)乗ってる車椅子ごと池に向かって急傾斜を突き落とすローラなどのエピソードもあり、いくらいじめられても、ローラの方がひどいとぞっとした。(画面のローラは高笑い。。)
アメリカの西部開拓時代を生き抜く生命力は私には無さそう。
ローラも実際に弟を一人亡くしてるし、兄弟全員大人になれるようになったのは人類にとっても最近のことなんですよね。
中世に今の私たちがタイムスリップしたら、一週間以内に死ぬんじゃないかと書かれていたのを読んで、「同じ人間が生きてたんだから大丈夫じゃない?」と先日思ったけど、
昔は、安産な人や、生命力の強い人、抵抗力のある人、が生き残って子孫を残していたから、みんな今より強かったのかも。
ウイルスや菌への免疫も沢山持っていそう。
少し昔は天然痘にも日本人全員罹っていたらしいから、大人の現代人がぽっと江戸時代とか行ったら、すぐ何かに感染して人生が終わるかもしれない。
タイムマシンが出来ても、やっぱり過去には行かないようにしようと心に誓いました。未来に行っても、私のせいで未来の人類を何かに感染させるかもしれないから、やめとこうかな。
そして、今の生活を客観的に見れるようになるためにも、もう一度「大草原の小さな家」をしっかり見ようと思います。(覚えてるエピソードがいっぱいあるし、内心実は楽しみ。)
疲れる毎日を誰かの文章で癒されたい。そして、私も誰かを癒したいです。いつかできたらいいな。