13日目〜世の中の全子供が可愛い〜

休園最終日。
ママと一緒にいられて喜んでいた娘も
そろそろ飽きてきたらしい。
朝からおままごとをして
11時頃から外に出る事にした。

まずは娘のリクエストで大きな公園へ。
沢山の緑があり、大きな池もある。
子供連れはもちろん、散歩や写真撮影に訪れる大人もよく見かける。

手をつないで、歌いながら歩く。
娘は何にでも話しかけるので
その度に私は、鳥や花の役になりきる。

次に近くの公園へ移動。
こちらの公園はあまり日が当たらなくて寒い。
風が吹くと娘は歓声を上げるが
寒いのは気にならないらしい。
ベンチに座っていると凍えてしまいそうなので
娘と一緒に滑り台をすべったり
体操をしたりしながら体を温める。

お昼にハンバーガーを食べたあと
今度はママのお願いを聞いてもらうことにした。
気になっていたアイスクリームのお店にどうしても行きたかったのだ。

娘と一緒にお目当てのアイス屋さんへ。
イートインの席でいちごパフェを一緒に食べた。
赤ちゃんの頃は大変だったが
今は娘とこうして女子会ができるのが楽しい。

アイス屋さんからの帰り道、
遊具が沢山ある公園を見つけた。
そろそろ帰りたかったが
案の定娘は「公園行きたい！」と言ったので寄る事にした。

自宅から自転車で10分ほど。
普段行くエリアではないため
初めて来る公園だった。
赤ちゃんや幼児、小学生まで沢山の子供達で賑わっていた。


娘を出産するまで
子供はあまり得意ではなかった。
赤ちゃんを見て可愛いとは思うものの
抱っこしたいとは思わなかったし
幼児はどう扱って良いかわからず苦手だった。

ところが、娘を産んでから
世の中の全子供が可愛いと思うようになった。
子供を見かけると嬉しくなるし
「はじめてのおつかい」は毎回号泣してしまう。
赤ちゃんを見て、娘の小さい頃を思い出し
娘より大きな子を見れば、娘の成長した姿を想像した。
この変化は自分自身驚きだった。
子供のパワーってすごい。


家に帰るともう夕方になっていた。
一日中外にいて疲れたが
娘と一緒に目一杯楽しめた。

4歳の記憶はいつまで残るのだろうか。
楽しかった気持ちだけでも
覚えていてくれたらいいな。