わりないなか
なかなか本音を吐かない人がいる。
聞いてほしい事がある、相談にのってほしいと言ってきたはずが。のらりくらりと。
50歳、微妙な年齢。男女問わず難しい年齢のように思う。
ある程度は社会的に揉まれていて、自信もありそうで。家庭があり、子供は受験期。経済的にはある程度は安定している。
ポツンと吐いた言葉は、わりないなか。
理無い仲。わりない仲。 かな?
もしかして男女間の話?それは私に相談しても意味がないです。
社内ではやめてほしいなぁ!
やめてほしいなぁ!と言いながら、想像力たくましい私は、50歳で家庭があって、共働きで、確か女子高校生のお子さんがいて、、まさか、社内恋愛とか、やめてほしいなぁ!
もしかして、相手の女性も家庭があるんじゃない?
いやだな、やめて、ほしいなぁ!
無口というか、生真面目というか、これが仕事の事だと、バリバリ明確な発言する人なのに。
ぱっぱと話して!と言いたいところを、ぐぐっと我慢して。
わりないなか?わりないなか?
足場を踏み外さないように!
ちらちらっと、寄り道したとしても、
本道を間違わないように!
正道を歩いて下さい!
しかして、男と女。まさかまさかが、いつなんどき、起こりえるのかもしれない。
古今東西、昔々から、
愛を謳う芸術が生まれた理由でもある。
好きになるのも嫌いになるのも、勝手で自由ではあるけれど。道徳とか倫理とか。
難しい問題。
クレーム屋さんからの苦情より、ずっとずっと難しい。
どうすべきか、とにもかくにも、騒動になる前になんとかしなければ。
「あなた! 情けないと思いません!?
相手が誘ったとか、、、そんなの誰も見てないでしょう、、!
あなたが困ってるのは分かります、、
でもね、、相手が悪いわ、一筋縄ではいかないわよ、、、」