四万温泉ひとり旅。地球の豊かさに触れる。

ふと思い立ち四万温泉へ旅に出た。
千と千尋の神隠しの舞台になった旅館があるらしい。泊まる場所は、少し離れたところにしたけれど。

東京八王子から四万温泉号バスに乗り直行。
伊香保温泉を通過するとは知らなかった。伊香保温泉も行ってみたいと思っていたけど、通過したのでクリアということにした。

四万ブルーと言われるほど川の水が綺麗だと書いていたけど、本当に恐ろしいほど美しい透明なアクアブルー。

本当に美しい、もうめちゃくちゃ美しい。泳ぎたい。自分の体と一体化させたい。山も近くて最高だ。そして山の方から溢れ出すように流れてくる水。いたる場所から湧き出ている。これが豊かさ、というものか。

こんなにも豊かな地球。これ以上の豊かさがどこにあるというの？

いつまでも眺めていたい気持ちもありつつ、宿に向かう。

レトロな館内に丁寧な接客。ホッとした。

部屋に案内され、少ししてさっそく温泉にはいる。

あーー、幸せ。幸せだ。幸せすぎる。
もうなにも考えられない。
こんな幸せがあったのか。

温泉旅は何度かしているけど、毎回こんな気持ちになる。温泉、すごい。

私は短時間であがって、部屋に戻って、また入りに行くというのを5〜6回繰り返すのが好きだ。温泉中毒だ。

最近、色々と疲れていて、SNSもやめようとしてるし、人にも会いたくないし、大好きな絵の活動も、しんどいと感じることがある。

推しは推せるうちに推せ、というけど
私は死ぬまでやめないから大丈夫よ〜と思ってた。
けど、まぁ、やめはしないけど、絶対なんてないよな。

はー、ここまでよく頑張ったね。わたし。
そんな気持ちで束の間の旅を満喫してる。

昔の私はもちろん子どもだったし自己中だったけど、そんな自分が好きだった。また、自己中になってもいいかな。なんて思う。

夜中、寝てる時にすごい音がしてて豪雨やん。。て思ってたら、換気扇の音だった。

朝から雨は降ってるけど。

帰りのバスまで千と千尋の舞台である積善館の食事処で焼き芋を食べている。

私は自称甘酒通なんだけど、ここの甘酒、薄い。。
いや、焼き芋が甘いのか？

たぶんそれもある。
私の好きな焼き芋の味で嬉しい。

佳き日。

また来たい。四万温泉。