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なれの果てから光を

私が自分の使命に気づいた日から今まで、大いなる存在である自分に突き動かされてきた。
私自身はやりたくないことも、やらねばならなかった。宇宙の果てにいる私が、厳しい目で『やれ』と言ってくるのだ。もちろん苦しい。自分自身の気持ちは後回し。ただただ、使命を果たすため。
そしてこれは過去世から永遠に引き継いできたものなのだというのも感じている。何か成し遂げられなかったことがある。それを今の私に託されている。無いはずの記憶や感覚が鮮明にある。それが正しいことも確信している。どうすべきか、怖いくらい俯瞰して見える。わかる。
過去世で成し遂げられなかったこと、今がその境目なんじゃないかと思う。今が一番、苦しいのだ。今までもたくさん辛く大変なことはあったけど、希望があった。未来が分かっていたから。でも、今、未来がまったく分からない。確信が持てるものがない。想像や願望を抱くことしか出来ない。きっと、ここまでは過去世でもやってこれたけど、ここからは本当に未知なのだろう。私の魂に刻まれた記憶にないのだ。
海外の旅、バケーションや娯楽だと思っている人もいるだろうが、そんな甘いものではない。私のこれからの人生のため、宇宙の流れを感じながら強い信念を持って決断した。何が変わるかも分からないけど、行かねばならないと自分が強く訴えかけてきたのだ。
もう嫌だ、もう無理だ、もうこのまま終わってもいい。本音なんてそんなものだ。この世に光はあるのだろうか。虚構の世界で生きていてなんの意味があるのだろうか。確かめたいこと、知りたいことがたくさんある。私は報われたい。ワガママになりたい。ただの、おんなのこで、ただの、こどもに戻りたい。

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