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わたしが絵を描く理由②

《誰かのため》

「この絵を見て元気になりました。ありがとうございます。」

自分のために描いていた絵をネット上に投稿した際にもらったコメントがわたしに光をくれた。隕石が落ちたような衝撃だった。
人を避け、誰にも心を開かなかった自分は誰の一番にもなれず誰の役にも立てないと思っていたから。
そんな自分でも誰かの役に立てるんだということが本当に驚いて、嬉しかった。

それと同時に、”絵を見せてくれてありがとう”と言えるなんて、なんて心美しい人なのだろう。そう在りたいと思ったし、わたしの中で絵に対する見方、感じ方が大きく変わった。絵の力を知った。自分に出来る唯一のことを確信した。

それがきっかけになり、”誰か”を想って描くようにもなって、わたしの根底にある信念は何があっても絶対になくさないと決めた。
この力を誰かを救うために使っていきたいと思った。

2022.ジャーナリングノートⅠから

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