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下書きに残っていた愚痴を仕上げた

小さい頃から、他人の好意を信じられなかった。小学生の頃に自分より絵が上手い友人に褒められた時、とても腹ただしいと思った。客観的に見て相手の方が上手いのだ。顔の描き方、表情、体のバランス。どれをとっても上手い。私が小学生レベルなら相手は中学生近くまである。そんな相手に褒められた。

正直、馬鹿にされた気分だった。私はこの頃から他者を信じられない苦しみを感じていた。

今でもそれは残っている。就職してリア友に会う機会も減り、自分が何を信じるべきか分からず、一人で悩んで一人で苦しんでしまいがちだ。だが最近はネットの友達とも気軽に通話したり、それなりに踏み込んだ話が出来るようになり心無しか気持ちが楽になってきたと思っている。この所早番が多く、毎朝4時に起きて一人で現場に立たなければならない状態が続き精神的にも肉体的にも限界が近く、「絵が描ける状態なのが羨ましい」「私はこんなに苦しいのに」と逆恨みの感情を持っては胃が焼けるような思いをしていた。仲が良かったフォロワーも数名ミュートにした。

耐えられなかった。置いていかれる怖さに。

だがその友達のお陰で私は今こうして冷静に気持ちを文字にする事が出来ている。誰かと話す事はそれだけ価値あるものなのだ。親は宛にならず、周囲にも打ち明けられる相手は居ない(一応、リア友とはLINEで繋がっているがこんな話を聞かせたくないので遊びの予定を入れる等当たり障りのない会話をする程度に留めている)。そんな状態の自分の話を聞き、同じ事を相談しても同じように返してくれる相手は貴重だと思う。

今一人で苦しんでいる人が居たら、どうか一人にならないで欲しいと言いたい。人を信じる事は怖い。裏切られるかもしれないし、優しさを期待して事態が悪化するかもしれない。それでも、残念ながら一人では生きていけないのだ。

らくがき_20210907224243

最後に、話の話題とは特に関係ないが久々に描いた食べ物のイラストなので載せておく。苦い話題を軽減出来ればと思う。

今より待遇の良い職場に転勤する事が決まったようなので渡りに船(泥舟かもしれないが)と思って進んでいきたい。

(※いつまで続くかは分からないが毎日noteタグを付けさせて貰った。疲労の関係上書けない時も出ると思うので予め断りを入れておく。)

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