なぜ試作を続けるのか、というおはなし
おはようございます。縁の木の白羽です。
さて、全国大会間近の長男坊が朝5時に出かけまして、朝から食パンの空焼き試作です。
先日無事に発売した「蔵前WHITE」に使用する食パンラスクなので、いったんはもうレシピは決まっているわけですが、試作ロードは続くのです。
なぜか、というと。
もともと私が試作好き、というのが1番大きな理由です。
コーヒー豆も毎日同じ時間に同じレシピで飲み、焙煎の出来を確認したり、ドリップの条件を変えたりして試作をくり返します。
食パンラスクについても、単にレシピを決めるだけでなく、福祉作業所でも焼きやすいとか、子供でも取り組みやすいとか、手順にリスクが少ないとか、そんなことを考えながら試作を繰り返すと見えないものが見えてきます。
カフェのオープンキッチンで眺めていた手の動きや、料理番組で見るちょっとした工夫を見ていても、参考になることはたくさんあり、また新たな試作に向かえるのです。
それと。
私は「地域で健常者も障害者も、個人も企業も別なく活動し、持続可能な循環とアップサイクルプロダクツをうみだす」という #KURAMAEモデル を蔵前に閉じた活動にするつもりはありません。
このラスクが販売される日が来るかもしれない。
新たなパン屋さん、新たな福祉作業所が参加したいと声をかけてくれるかもしれない。
家庭で作りたい、と言われるかもしれない。
他の地域で取り組みたい、と言われるかもしれない。
いろんな可能性が待っていることを信じると、試作にも力が入ります。
そこに資源があって、ゴミにならない道があるのなら、それを繋ぎながら進んでいきたい。
そう思うと朝6時の試作もたまらなく楽しいわけです。
そろそろ次男坊起きてくるかな。
今日は若洲海浜公園に連れて行く約束したのです。
行ってきます❤️
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