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引退軍人モノ「ジャック・リーチャー」シリーズ


圧の強いジャケット・・・。

雑なタイトルですが、「引退やら退役した軍人や特殊部隊の人がやたらめったら無双するシリーズ」って結構ありますよね。
思い出す限りでもブルース・ウィリスのREDとか、デンゼル・ワシントンのイコライザーもそうか。あとはランボーシリーズもそうですし、リーアムニーソンの96時間もそうでしたかね。
なんかアメリカ大統領を守る系のものでもなにかあった気がします。
まあ、それくらいアメリカなんかではメジャーなテーマなんでしょう。

さて、こちらのリーチャーシリーズ。アメリカではリーチャイルドの原作はめちゃくちゃ売れているようです。日本でも翻訳版が売っていますが、全部は訳されてないみたいです。(25作中12作翻訳されてる)

このリーチャーシリーズ、映画版はトム・クルーズ主演で2本。アマゾンオリジナルでアラン・リッチソン主演のドラマもあります。

まず映画版。凡庸な出来だと言われたりしてるみたいですけども、「退役軍人無双シリーズ」(雑なまとめ方ですが)が好きな私としては非常に良い出来でした。

このリーチャー、元々は軍の警察(MP)でバリバリ働いていた人で、辞めたあとは軍の年金をもらいながら放浪してるんですね。荷物もほぼなし、お金もほぼなし、安宿を転々として好きなことやってる。けど正義感強いんで、正義のために人とかも殺しちゃう。悪いやつは許さない。
放浪者、って言っててwanderer って単語でも紹介がありますが、hoboだ、なんて言われたり(自分で言ってたかな?)もします。
hoboっていうと浮浪者とか労働しながら転々とする人ってな意味ですね。
ネイティブのニュアンスでは何か違うのでしょう。

映画一作目では冤罪っぽい退役軍人からの依頼を受けて(これまたざっくり)ホンマの悪人をやっつけちゃう。女性弁護士とタッグチームでやっていきます。

2作目では同じく冤罪っぽい現役軍人の女性を助けて悪をやっつける。

リーチャーは基本無口でバリバリ強い。
ただ、原作版では2メートルくらいの大男が残虐に人をやっつけていく、っていう無敵感や爽快感があったのに対して、トム・クルーズではイメージが違った、ってのも凡庸な作品と評価されるに至った一因のようです。
原作者は気に入っているみたいですけど。

で、ドラマ版。こちらはイメージ通りの大男がリーチャー役でドハマリです。大男でムキムキですからねえ。しかもイケメン。コーヒー飲んでるだけでかっこいい。
車に狭そうに乗るだけでもワクワクしてきちゃうくらいのハマりかた。

ドラマ版はkilling floorっていう原作の1作目のドラマ版です。翻訳版も売っています。(洋書で売っているのを先に見かけたのでそちらで読んでいます)

そしてバディー役はスクリームで主演をしていたウィラ・フィッツジェラルド。お綺麗な方です。
ドラマ版は全8話。おそらく一気に見れると思います。

個人的には最後の戦闘シーンよりもレストランでの乱闘シーン、いっつもダイナーでパイを食べ損なうシーン、理髪店のおっちゃんのいい役回り、なんかがツボです。

シーズン2の制作が決定しているようで、楽しみすぎるシリーズです。

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